朝・夕は少しずつですが涼しくなり秋の訪れを感じます。新年度に入ってから半年近くが過ぎ、一回り大きくたくましくなった姿で元気いっぱい遊んでいる子ども達。これから運動会の準備もはじまります。季節の変わり目のこの時期は特に体調に気をつけながら過ごしてまいります。
1歳から水やりなどをし、園児は畑(プランター含む)仕事を行います。種を選び、蒔くことから収穫するまでを体験します。収穫した野菜は給食・おやつに取り入れたり、加工する(トマトを使ったケチャップ作り等)など、畑仕事を通して大きな喜びを体感します。
どろんこ会では、畑やプランターで野菜を育てています。肥料を混ぜて土作りから始まり、水やり、雑草ぬきや間引き、野菜の種類によって、ネットを張ったり、ビニールを被せたり、作物が育つために必要なことを何でやるのか理由を伝えながら子どもたちと一緒に行っています。畑仕事は、時間や手間がかかり、体力も使いますが、芽が出て大きくなるにつれて、どのようにして食べようか、早く食べたいなど期待感を持ちながら収穫を待ちます。そして、作物が実り、収穫できたときの喜びは大きいです。
収穫した野菜は、給食やおやつに取り入れる他にそのまま食べ素材の味を感じたり、漬物、天日干し(切干大根や梅干し)、ジュースやペースト梅シロップ、トマトソース)など、加工したりして食べています。自分で育てたという思いからいつもより食が進み、野菜が苦手な子も挑戦している姿が見られます。畑仕事を通して、食への興味・関心を広げ、労働したことで得られる達成感や自信、食べることの喜びを体感することができると思います。
春に植えた枝豆が、6月にはぷっくりと実りました。毎日の水やりや雑草抜きはもちろん、収穫した枝豆を洗うのも子どもたちが力を合わせて頑張ってくれました。東北出身の先生のアイデアで、ずんだ餡のどら焼きに変身。緑色の餡に「おいしい!」と喜ぶ子もいれば、ちょっぴり苦手そうな子も。
季節の恵みや地域の味に触れながら、自園ならではの食育を増やしていきたいと思います。

百目木どろんこ保育園・発達支援つむぎ百目木ルームは、今年4月に百目木公園内に開園しました。2階のテラスでは、あわ組・ひえ組が日差しを避けつつ心地よい風を感じながら食事を楽しんでいます。1階の縁側では、あずき組・幼児クラスが食事をしています。幼児クラスはバイキング給食を行っていて、子どもたち同士たすけ合いながら盛り付けをしている様子が見られます。好きな人と好きな場所で食事をすることで、会話もはずみ楽しい時間が流れています。

「園だより」や「ちきんえっぐだより」など各施設からのおたよりは、各施設ページからご覧いただけます。