さわやかな秋風にのって、食欲の秋、スポーツの秋、実りの秋と楽しみの多い季節がやってきました。子どもたちは気持ちの良い秋空の下、いままで以上にのびのびと動き回っています。秋の自然や味覚に触れる機会をたくさん作っていきたいですね。
どろんこ会では毎年、年度末に行う策定会議にて、畑の年間計画・土づくり・畝づくりの実践研修を行っています。
策定会議には保育士をはじめ、調理・用務・事務など園の全ての職員が参加し、畑仕事への理解を深めています。畑仕事の経験がないスタッフでも4月からスムーズに畑仕事を行えるように、基礎の内容をしっかりと学びます。
保育園で行う毎日の畑仕事では、子どもが積極的に参加しやすいように、まずは職員がやってみせます。いつの間にか子どもたちの毎日の習慣になり、「お野菜に水やりしよう」と子どもたちから声をかけてくれることもあります。時にはうまくいかずに収穫できないこともあり、子どもたちと一緒に失敗から学ぶことも多くあります。芽の間引きや畝の高さ調節など、うまく育てるコツを子どもたちにも伝えて、共に試行錯誤を繰り返しています。
9月になり夏の終わりに近づいているようですが、東京ではまだまだ暑い日が続いているため室内で給食を食べています。4月に開園した上目黒どろんこ保育園ですが、開園当初は難しかったバイキング給食が今ではすっかり上達しています。はじめは盛り付けることが楽しく山盛りに盛ってしまっていましたが、最近では自分で食べられる量を盛り付け、全て食べて「全部食べたよ!」と嬉しそうに報告してくれます。これから秋風を感じるテラスで給食を食べられる日が楽しみです。

5月上旬に植えたきゅうりが今年もたくさん実りました。ネットに巻き付きながら段々大きくなってくるキュウリに毎日水やりをし、時には雑草も抜きながら成長を見守ってきました。小さいキュウリが初めてなった時には全員で喜びあいました。収穫したキュウリをどうやって食べるか全員で話し合い、浅漬けにして食べることにしました。自分で作った浅漬けは特別おいしかったようで大満足なこどもたちでした。

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