「子どもは風の子」といわれるように北風がふく日も子ども達は元気に戸外での活動を楽しんでいます。冬は根菜の美味しい季節です。根菜の甘味や美味しさを味わい、体を温め、健康な体作りをし、寒い冬を乗り切りましょう。
日々の給食に提供しているお米は南魚沼市にある自社の田んぼで栽培しており、どろんこ米と呼ばれています。実際に子どもたちが田んぼへ足を運び、田植えや稲刈りを体験します。
子どもたちは田んぼで感じる泥の重さや苗のやわらかさ、大きく育った稲の香りを自らの手で確かめながら、作物の実りを実感します。このような実体験からの食の成り立ちを知り、いただく事への感謝や日々の食事を大切にしようとする気持ちが育まれているでしょう。
子どもたちに提供しているお米は五分つき米です。五分つき米は、玄米の栄養をほどよく残しつつ、白米に近い食べやすさを持ちます。そして、子どもたちがお米のおいしさを感じられるだけではなく、「お米にはさまざまな姿があること」「精米にも段階があること」を知るきっかけとなります。
こだわりのお米から得られるおいしさと子どもたちの心に残る体験を今後も大切にしていきたいです。(一部の地域では地元産のお米を使用しているところもございます)
冷たい風が吹き、園庭には大きな落ち葉のベッドができあがりました。日当たりのよい縁側では寒さなんて平気なようで「お日さまあったかい~」「まぶしい!」と友だち同士、目を合わせながら楽しそうに給食を食べています。昨年子どもたちと一緒に作った味噌が美味しく仕上がり、さっそくみそ汁や焼きおにぎりなどでいただきました。作った時のことを思い出し「今年もやりたい!」と、みそ作りを楽しみにする姿もあります。

夏は野菜が大収穫で、毎日野菜の生長を楽しみにしていました。野菜が苦手な子も「少し食べてみよう」という気持ちが芽生え、今では色々な食材を食べられるようになってきています。今は小松菜とほうれん草の「再生野菜」に挑戦中です。はじめは根本の部分を見て、「こうめ!」(※ヤギの名前)と言っていました。そうです、ヤギにあげる物としか思っていませんでした。しかし、そこから葉が伸びてまた食べられると知り、毎日水をあげ、生長を楽しみにする姿が見られ始めています。

「園だより」や「ちきんえっぐだより」など各施設からのおたよりは、各施設ページからご覧いただけます。