さわやかな風に、温かい日差し。外遊びや散歩がさらに楽しい季節になりました。ゴールデンウィークを楽しく過ごした後、心身ともにちょっと不安定になることも。ご家庭と連携をとりながら、お子さんの様子に気を配っていきたいと思います。
生まれたばかりのときは 0.01 くらいだった視力は、生後6週ころからぐんぐんと発達。5歳で 1.0 以上になり、その後発達の程度は緩やかになり、8~10 歳くらいで完全に止まります。 ですから、乳幼児期に、なんらかのトラブルで視力の発達がうまくいかなかった場合、その後、視力を伸ばすのはとても難しいのです。日ごろ から子どもの目の状態に注意を向け、おかしいと思ったら、早めに受診しましょう。

新しい生活がスタートして1か月。中には初めての集団生活に慣れないうえ、「泣かないでえらいね!」「頑張ってるね!すごい ね!」とほめられてうれしい反面、無理をしてしまう子もいます。朝起きたがらない、登園したがらない、できていたことをやらなくなる、以前より甘えが目立つ、そして、保育園に行く前や行事の前に決まって始まる「おなかが痛い」と言う…緊張やストレ スが胃や腸の痛みとして表れることは少なくないといいます。一方で、しばらく様子を見ていると、ケロッとした顔で遊び始めて、「本当に痛いの?」と思った経験はありませんか。今号では、そんな時の対応方法をご紹介します。
(2024年6月 27 日付 日本赤十字社医療センター(渋谷区)小児科部長の大石芳久医師に聞く/朝日新聞 EduA より一部抜粋)
——NG ワードは??
「おなかが痛い」といっても遊んでいたり、すぐにケロッとしていたりすると、「本当に痛いのか」と思ってしまいますよね。そんなとき、本人が訴えていないのに「今日は痛くないの?」と聞くのは NG です。つい心配で聞いてしまって「痛いかも」という 返事が返ってきたご経験のある親御さんも多いと思います。本人が訴えなければおなかに違和感がないと考え、普段通りの生活を心がけましょう。親御さんが「痛い?」と聞くことで不安になったり、親の様子を見て気を引きつける手段として「痛い」と伝えてきたりする子どももいます。別の話題を振ってみて、パッと気持ちが切り替わるなら少し様子をみてみましょう。
——おなかが痛くなったとき、自宅でどのようなケアをするとよい??登園についてもどう考えるべき??
お子さんのお話に耳を傾けてみましょう。楽しかったこと、嫌だったこと、自慢話など色々話してもらうだけでも症状が落ち着くことがあります。朝の様子がそれほど強い痛みではなさそうであれば、思い切って行かせてみましょう。家に帰ってきた時に元気な様子ならば、思いのほか大丈夫かもしれません。念のため先生に学校での様子を確認してもらうようにお願いしておきましょう。
——予防する方法はありますか?
食事の時間、寝る時間、起きる時間など規則正しい生活をすることが大切です。 また、お仕事や家のことなどいろいろお忙しいと思いますが、少なくとも 1 日 1 回 15 分でもよいので、お子さんとだけ向き合う時間を作ってみましょう。 何か伝えたいことを抱えているかもしれません。

当園では蚊に刺されてかゆがっているお子様には市販のかゆみ止め薬「ム ヒ」を塗布させていただくことがあります。もし、体質的に「ムヒ」が合わないお子様は保育者までお申し出下さい。 また、お子様個人ごとの「虫除けスプレー」「日焼け止め」の塗布については医師の指示書がある場合のみお受けさせていただきます。薬による事故防止にご理解とご協力をお願い申し上げます。
「園だより」や「ちきんえっぐだより」など各施設からのおたよりは、各施設ページからご覧いただけます。