保健だより 1月号

2026年1月1日発行

今年も残りあと一週間となりました。家族で楽しいクリスマスを過ごされた事と思います。楽しい時間を過ごした反面、夜更かしなどで生活リズムが乱れたりはしていませんか?この時期は空気が乾燥し風邪をひきやすい時期でもあります。健康管理に注意し、病気に負けない丈夫な体を作ってこの冬を乗り切りましょう! 

〝歯磨きは1日に何回すべき?〟子育て世代は歯のケアのアップデートを

「食べたらみがく」が歯みがきの基本

文部科学省による「学校保健統計調査」により、虫歯のある子どもの割合は減少していることがわかりました。けれども、大人にとって気をつけたいのは、初期のうちは自覚症状のない歯周病ともいわれています。  歯みがきは1日に何回すべきでしょうか? 「歯みがきのタイミングは『食べたらみがく』ことを心がけます。食後は口の中が酸性になり、元に戻るには40分ほどかかります。酸性状態が長く続くとむし歯になりやすくなるので、食後の歯みがきが大切とされているのです。また、寝ている間は唾液の分泌が少なくなり細菌が繁殖しやすくなるので、『就寝前の歯みがき』は丁寧に必ず行いましょう」 (株式会社ベネッセコーポレーション/2025年12月6日記事より一部抜粋) 

当園における歯磨き・仕上げ磨き

当グループでは昼間は園生活を通じて教え、夜・朝は保護者とバトンタッチして協同で育てていくことを目的として、1歳児クラスの1月から歯磨きを開始し、奥歯が生えたら(概ね2歳)保育士が仕上げ磨きを開始。3~5歳児クラスに向けて習慣化を目指しています。早期からの取り組みが虫歯予防に繋がっています。子どもに歯磨き習慣を身につけさせることは子どもの将来にとって重要ですが、無理に磨いたり、磨かせたりすると歯磨き嫌いになってしまうため、子どものペースに合わせて実践しています。子どもが歯磨きを安全に行えるよう歯磨き用ベンチを用意し、歯ブラシを咥えたまま歩いたりしないよう注意しています。また、自ら歯磨きしたいと思えるよう「上手に磨けたね」の一言など子どもが楽しく歯磨きを行えるよう配慮しています。 

薄着と抵抗力

当園で実践している裸足保育・薄着の子育てを理論的な視点からご紹介します

子どもの基礎代謝は大人よりずいぶんと活発です。子どもの安静時でも、大人が軽く走っているくらいの代謝をしています。エネルギーを燃焼させているので、それだけ多くの熱が産生されています。その余分な熱は体の外に放出されなくてはいけません。その役割をしているのが皮膚です。手や足の皮膚を露出することで、そこから熱が確実に逃げていきます。  自動車の仕組みを考えると、よく分かります。エンジンはガソリンを燃焼(爆発)させるので、どうしても加熱します。その熱を逃がすのがラジエーターです。エンジン周囲の余分な熱を、外気に放出します。多くは水冷ですが、もしも水が足りなければラジエーターの働きは弱まります。ファンが回らなくなれば、熱が放出されず、加熱してしまいます。「オーバーヒート」という現象です。エンジンの出力は落ち、走行できなくなります。  人間の仕組みも、自動車に似ています。体の中心部から出る余分な熱を、血液が運んでくれます。熱を吸収し暖められた動脈血は、体のすみずみに運ばれ、静脈血として体の表面を流れながら戻ってきます。余分な熱が多いと、皮膚の静脈は広がり、より多くの血液を皮膚表面近くを通るようにします。そうすることで、外気へ熱を放出できます。  人間にとっての“ラジエーター”の最大のものは、手足です。そこから確実に熱を逃がしてあげるには、手足を覆わず、半袖・半ズボンにしたりすること。手袋や靴下は、普通は子どもたちには不要です。(出所:塚田こども医院)  つまり「薄着」にすることで、“害になる熱”を容易に外に逃がすことができるわけで、より健康的で、自然な姿です。今日はちょっと理論的な話をしましたが、ご理解いただけたでしょうか。OKなら、あなたも、あなたのお子さんたちも、今日から「薄着」で過ごしていって下さいね。

一年を通して薄着でいることで皮膚に朝晩の冷たい空気や風を感じる。冷たい水で体や足を拭く。裸足の指で地面をまさぐる。子どもたちは平気で健康に育っていきます。

各施設からのおたより

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