どろんこだより 12月号

新羽どろんこ保育園
2025年12月1日発行

町の賑わいや装飾が年の瀬を感じさせます。だんだんと北風が身にしみるようになってきましたが、落ち葉といっしょに風のなかを駆け回る子どもは、やっぱり風の子です。戸外遊び・散歩を積極的に行ってまいりたいと思います。

今月のうた

赤鼻のトナカイ
ジングルベル
あわてんぼうのサンタクロース
おもちゃのチャチャチャ
たきび
正月

今月のさくらさくらんぼリズム

金魚
かめ
どんぐり
両生類のハイハイ
ザリガニ
おうまの親子
うさぎ
とんぼ
そり

先月の畑仕事

マルチカバーを掛けての種まきです。カバーを掛けることで乾燥を防いだり、土の温度が上がるため作物が生長しやすくなります。
大根がどんどん大きくなっています。あたまの部分が見えてきたので土をかぶせています。もっと大きくなりますように…。
いちごの苗を自分たで買いに行き、さっそく植えました。たくさんのいちごが実ることを期待しながら毎日世話をしていきます。

先月の活動報告

あわぐみ、ひえぐみで丘陵公園の斜面広場に遊びに行きました。歩く距離が延び、活動時間も長くなってきています。
すすきやさざんかなど秋の自然物にたくさん触れています。芝生をころころ転がることも楽しんでいます。
花畑の切り株はジャンプ台になったりテーブルになったりします。この日は木くずを削ることと株の横から生えてきたきのこに夢中になっていました。
公園先ごとに縄ブランコができる木があります。たくさんは設置できませんが、乗りたい子は根気よく順番を待てるようになりました。
鶴見川の斜面滑りは勢いよく滑ることができます。スピードもでるのでスリル満点です。「また行きたい!」と子どもたちから声が上がっていました。
5歳児は就学に向けて午睡がなくなりました。自分たちでできることはやってみようと昼食の片付けを行い、そのあと【こめタイム】を行っています。

保護者さまへ

保育園は『就学前の子どもを小学校教育へとつなげる教育的役割』を担っています

保育所保育の基本となる考え方や保育のねらい・内容、保育所運営に関する事項について定めている保育所保育指針。小学校でいうところの学習指導要領に匹敵する日本の子どもを育てるための指針です。
保育園は、一昔前は「保護者の就業時間中に子どもを安全に預かる場所」でしたが、今や「“養護”と“教育”の両方を担う場所」へと変化しました。2017年の改定では、保育所も幼稚園や認定こども園と同じく、教育施設であると位置づけられたことが大きなポイントです。5歳児は今から半年後には、小学校へ通い、自分に与えられた仕事を行ったり、クラスの友達のために働いたり、授業を通じて学習し様々な学びを得てゆきます。残された保育園での時間を、[協同性][社会性][規範意識]、そして、保育所保育指針に定められている[10の姿]を育めるようスタッフ一同邁進してまいります。


《協同性・社会性・規範意識とは》

[協同性]互いの思いや考えを分かち合いながら一つのことを一緒に行う力
[社会性]やりたくなくても皆のために働かねばならないこと
[規範意識]友達と折り合いを付けながら、決まりを作ったり守ったりする力

 

《幼児期の終わりまでに育ってほしい10の姿とは…保育士等が指導すべき子どもの小学校就学時の具体的な姿》

(1)健康な心と体
(2)自立心
(3)協同性
(4)道徳性・規範意識の芽生え
(5)社会生活との関わり
(6)思考力の芽生え
(7)自然との関わり・生命尊重
(8)数量や図形・標識や文字などへの関心・感覚
(9)言葉による伝え合い
(10)豊かな感性と表現

《保育所保育指針 第1章の一部抜粋》

しなければならないことを自覚し、自分の力で行うために考えたり、工夫したりしながら、諦めずにやり遂げることで達成感を味わい、自信をもって行動するようになる。
きまりを守る必要性が分かり、自分の気持ちを調整し、友達と折り合いを付けながら、きまりをつくったり、守ったりするようになる。

施設関連情報

施設名 新羽どろんこ保育園
住所 神奈川県横浜市港北区新羽町2185-1