どろんこだより 10月号

メリー★ポピンズ kids朝霞ルーム
2025年10月1日発行

深まりゆく秋のなか、青く澄み渡った空に凛とした空気を感じます。長かった暑い日も終わりを迎え、散歩・外遊びが気持ち良い季節ですので、たくさん外遊びや散歩を楽しみたいと思います。

今月のうた

やきいもグーチーパー
おばけなんてさいさ
森のくまさん

今月のさくらさくらんぼリズム

なべなべそこぬけ
どんぐり
汽車
おふね
こうま

先月の畑仕事

畑のスイカが収穫できました。念願の赤いスイカに子どもたちも大興奮です。
ニラを収穫してピザのクッキングをしました。子どもたちも喜んで食べていましたよ。
どのくらいの大きさが収穫時か見極めています。

先月の活動報告

段ボールの小さなお部屋で自分の空間を満喫中です。
0歳児クラスの友だちも友だちと「一緒」が楽しく感じるようです。
夏は終わりましたが、セミの抜け殻探しに夢中な子どもたちです。
年上の友だちが一緒に手を繋いでくれ、水たまりから出ることが出来ました。優しいかかわりに心温まります。
畑でとれた茄子とニラをトッピングして、自分だけのオリジナルピザ作りを楽しみました。
太陽に反射して虹が見えました。キラキラの発見です。

保護者さまへ

“郷中教育”と”異年齢保育”

 ~兄弟姉妹が大きな一軒家を自由に行き来し生活・遊び・労働を教え合う~

幕末に薩摩藩だけで行われていた「郷中(ごじゅう)教育」という教育をご存知ですか?6~15歳の子どもが一軒家で衣食住・儒学・書道・剣術・武術を共にする「教師なき教育」であり、「先輩が後輩を指導し、同輩はお互いを助け合う。言わば、学びつつ教え、教えつつ学ぶ」という教育のことです。この一軒家から大久保利通・西郷隆盛・東郷平八郎・大山厳らが巣立ちました。
スマホにSNSに人工知能…生活の中で自ら試行錯誤する機会がますます減ってゆくこれからの時代を試行錯誤しながら生き抜いてゆく子を育てる。その為の家を建てる。外国人・高齢者・ロボット・AIと共に課題解決してゆくために、人格形成期に「ホンモノの体験と労働」を体得する。これが、どろんこ会グループの保育の根幹です。
私たちは、0~5歳児の人格形成期・性格形成期に、「自ら様々なことに主体的に関わり自分で考えて行動する思考」を日常生活の中で身につけるために、リーダーもフォロワーも両者を経験できる「異年齢保育」を基本とし、生活・遊び・労働の時間(就学前教育の以外の時間)をクラス分けせずに子ども達自身が兄妹を頼り、相手が困っていることは何かを考え手を差し伸べることを数多く経験できるように環境設定しています。0~2歳児は自らの意思で年長児が居る園庭や部屋へ移動できるよう、1階と2階を行き来できる工夫・縁側から園庭にハイハイのまま出ることができる工夫など物的環境の工夫を施しています。「異年齢保育」は大人が言葉で指示するのではなく、子ども自身が活動・相手を自己決定し、相談して考えてゆくように導く教育なのです。

 

 

施設関連情報

施設名 メリー★ポピンズ kids朝霞ルーム
住所 埼玉県朝霞市青葉台1-3-15 リブリ青葉1F