発達支援つむぎ ふじみ野「新たな年度、新たな友だちとの関り」

4月になり、発達支援つむぎ ふじみ野ルームでは新たな友だちを迎えました。

保育園と併設しているつむぎ ふじみ野ルームのマンスリーグループの子どもたちは、もちろん園児と同じくクラスにも所属しています。そのため、継続して通っている子どもたちは、一つ大きいクラスになりました。

そして、新しい友だちとの出会い、お互いに新しい経験を重ねつつ日々過ごしています。

ふたりで絵本を読む子どもたち

室内で絵本を見ているK君、新しい友だちM君がその絵本に興味を示し覗きにきました。K君はすぐ隣に友だちが来たことに対して、一緒に見ることを受け入れその後もページをめくりしばらく2人で一つの絵本を見ていました。

このような、なにげない場面の中にも実は子どもの「できた」がつまっています。

自分が見ていた絵本に、他児が見に来たことを受け入ることができたK君

友だちが見ていた絵本に興味を示しそっと横で覗きつつ見ることができたM君、

一つの物を2人で共有することは、大人からすれば簡単なことでも幼児期の成長段階では簡単なことではありません。

まだまだ自分だけで見たかったり、友だちが見ているものが欲しくなってしまったりすることもあり、「一緒に見る」「共有する」も「一緒にみることができた」「共有することができた」という「できた」がつまっている場面なのだと思います。

こちらも

絵本をみんなに読んであげている様子

絵本をみんなに読んであげている場面ですが、自分ができることを他者に向けてしてあげられることや、誰かといること、みんなでいることを楽しむという、コミュニケーション力が育まれているからこその姿も見られています。

砂場で遊ぶ子どもたち

つむぎ ふじみ野ルームは、保育園と併設している児童発達支援だからこその、たくさんの子どもと関わることのできる環境を最大限に生かした支援を、今後も行っていきたいと思います。

文:発達支援つむぎ ふじみ野ルームスタッフ

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