メリー★ポピンズ 東武練馬「自然のなかで身につく力」

猛暑続きの夏でしたが、当園では8月23日に「川の流れ体験」を黒目川で行い、この時期ならではの遊びを思い切り楽しみました。

普段園で行っているプール活動や水遊びとはまた違った水との触れ合いに、緊張や気持ちが高まる姿がありました。

川遊びの約束事を聞く子どもたち

はじめに、黒目川に向かう前、見通しを持って活動に取り組めるように活動の流れを伝え、川遊びを行う上での約束事の話をしました。楽しみにしていた分一段と真剣な顔で話を聞いていました。

川の石を拾う子どもたち

まずは「川と仲良くなろう」というテーマでお風呂ごっこを始めると自ら川につかり水の冷たさを感じていました。

実際に川に入り「自分が選ぶ一番の石探し」しました。大きいものに惹かれる子、小さいもの、形、色、模様に惹かれる子、子どもたちが選ぶ理由にはとても個性がでていました。見つけてから石の特徴を見つけるのではなく、大きいものを探すことや魚の形をした石を探すことを目的に石を見つけようとする姿もありました。

輪になって選んだ石に名前をつける子どもたち

その後は、選んだ石に名前をつけてみました。そして一つの輪になり「自分が選ぶ一番の石」名前を付けてみんなで発表し合いました。石をじっと観察し、どんな名前にしようか想像力を膨らませながら決めた石は愛着がわき、川に返す時は悲しそうにしている姿もありました。自然への興味や探求心、表現力が育まれる経験となりました

気温が涼しくなっていくこれからの季節、戸外活動も増え、自然と関わるなかで子どもたちの気づきから生まれる探求心や好奇心を見逃さず活動につなげられるようにしていきたいと思います。

文:メリー★ポピンズ 東武練馬ルームスタッフ

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