朝霞どろんこ保育園「野菜と共に子どもたちも成長しています」

2025.08.21

#保育園

夏の暑さが増してきて、子どもたちは大好きなプール活動の前に毎日の日課である動物の世話や畑仕事に汗をかいて活動しています。

今回は畑仕事の様子をご紹介致します。

朝霞どろんこ保育園には大きな畑があります。年間を通して、大きく二つ夏野菜と冬野菜を育てています。昨年度3月末から今年度4月にかけて、まず畝作りから子どもたちと行い、野菜の種や種芋、苗を植え始めました。こめ組はじゃがいもとすいか、むぎ組はトマトときゅうり、だいず組は二十日大根と里芋という風にクラスの子どもたちがそれぞれ『リーダー』となって、植えた後に野菜の成長を観察して、保育者がサポートしながら他のクラスへの発信や草むしりなど整備を一緒に行っています。

あずき組ではピーマンを種からポットを使って育て始めました。

昨年は芽を虫に食べられてしまい残念ながらその後の成長を見ることができませんでしたが、今年は気温が暖かくなる時期も早く、芽が出てぐんぐんと育ち始めました。子どもたちも「おみず、あげるー!」と毎日の水やりを楽しみにしていて、水をあげた後は「おひさまのあったかいところにはこぶ」とみんなで力を合わせて室内から縁側へ運ぶことが習慣になっていました。世話をして命を育む気持ちの芽生えがみられました。

畑に苗を植える子どもたち

ひえ組では、さつまいもの苗を植えました。足取りが段々としっかりとし始めた子もふかふかの畑の土に足を取られながら、体全体でその気持ち良い土の感触を確かめていました。保育者の真似をしながら小さな手で一所懸命、苗に土をかけていました。

苗に水をあげる子どもたち

今年度は新たなチャレンジとして、田植えを行いました。園外活動で田植えを体験した子が「リーダー」となって、まずは土づくりから始めました。桶に畑の土を馴らして、水を沢山加えます。「どろどろになってきた」「田植えのときとおんなじだ!」と声があがりました。

7月に入り、夏野菜が少しずつ成長し、下旬には毎日食べごろの大きさに育つようになってきました。最初は保育者が食べごろの野菜の大きさや色を伝えていましたが、今では子どもたちが互いに「なす、大きくなってるよ!」「トマト、赤くなってるからもう食べられる」「このトマトは緑色だからまだだよ」など観察をして伝え合いながら収穫する楽しさや喜びを感じています。

昨年に続き、すいかの栽培にも挑戦しました。みんなで雑草を間引いたり、「おいしくなあれ」と声をかけたり大事に育てました。たくさんの愛情をもって育て、収穫した小玉すいかをみんなで分け合って食べた時には喜びや楽しさもひとしおでした。

さあこれからは実りの秋がまいります。たくさんの収穫に期待をよせてトライ&エラーで子どもも大人も野菜たちも大成長していきます。

収穫した野菜を見せる子どもたち
育てたすいかを食べる子どもたち

文:朝霞どろんこ保育園スタッフ

朝霞どろんこ保育園施設情報を見る

関連する記事

最新のどろんこアクション記事

どろんこ会からのお知らせを見る

お知らせ一覧へ
PAGE TOPtop