ふじみ野どろんこ保育園「田植えを通してお米作りを知る」

2025.06.17

#保育園

ふじみ野どろんこ保育園では、おにぎり作りやバケツ田植えを通して、どろんこ会が大切にしている食の循環についての体験活動をお伝えします。

5月15日には、登園後すぐにどろんこ米でおにぎりを握り、自分のリュックにおにぎりを入れて公園へ出かけました。これは、3月に行われる、園の年間目標をスタッフ全員で考え決定する「年間計画策定会議」にてある職員からの強い思いで実現した活動です。

公園に到着してから自分で握ったおにぎりを友だちと一緒に食べました。春風の気持ちよさを感じながら格別な味がしました。

おにぎりをほおばる子ども
おにぎりを握る様子

おにぎりを食べながら、「おいしいおにぎりはおいしいお米から作る」という話が保育者と子どもたちの間で出ました。そこで、お米ってどうやって作るの?という思いが子どもたちに込み上げる中、希望者のみですが5月22日から1泊で新潟県南魚沼市へ田植えツアーに出発。田植えを通して、自然との触れ合いや米作りの過程への理解、そして地域や他者とのコミュニケーションの経験が増えるでしょう。ふじみ野どろんこ保育園からも数名の園児がツアーに参加しました。

田植えツアーでは稲を頂いて帰ってきました。この稲を保育園で育てればお米がどうやってできていくのかが分かるので、さっそく植えて育てることになりました。実際に植える前に、保育者がお米の成長過程などの話をしました。

園庭でバケツ田植えをおこないました。まずは土を入れ肥料を入れ、水を入れて土作りをします。乳児クラスが中心に土作りをしてくれました。

土作りをする子どもたち

いよいよ田植えです。バケツ田植えなので狭い範囲ではありますが、子どもたちは「おいしいお米が育ちますように」と願いながら一本ずつ丁寧に植えました。

バケツに稲を植える子どもたち

田植えをしてから毎日、散歩前に観察をしています。無事に成長して収穫できる日を心待ちにしています。収穫できるお米は少量かもしれませんが、お米を育てる経験を経てからみんなで食べる日を今から心待ちにしています。

文:ふじみ野どろんこ保育園スタッフ

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