発達支援つむぎ 吉祥寺「つむぎ 吉祥寺ルームの主(ぬし)『かめきち』のその後」

2025.04.29

#発達支援

こんにちは。発達支援つむぎ 吉祥寺ルームです。2020年につむぎ 吉祥寺ルームに来た亀の「かめきち」は、今日も元気に過ごしています。

発達支援つむぎ 吉祥寺ルームのかめきち

かめきちの水槽掃除やえさやりなどの世話を通じて、生き物を大切にする子どもたちの心が育ってきています。

かめきちを見たい、えさをあげたいと思った子どもたちは自分の力で踏み台を移動させます。どんな風に口を開けてえさを食べるのかを観察したり、「えさはここだよ」「おいしい?」と話しかけたり、興味津々です。

かめきちに餌をあげる子ども
かめきちを観察する子ども

子どもたちは、水槽をのぞき込み、「甲羅が白いね…」「うんちしてるね」「なんで大きな口をあけているんだろう…あくびかな…」とかめきちの生態にも関心が芽生えつつあります。また、かめきちの水槽が汚れていることに気が付く子どもたちも増えてきて、「きれいにしてあげなくちゃね」と教えてくれるようになってきました。

かめきちは興味があるけれど、掃除の際にかめきちに直接触ることは苦手な子どももいます。それでも、水槽をきれいにしてあげないと、かわいそうという気持ちで、スポンジを使って水槽をこすります。最初は、力が弱くて汚れがなかなか取れずにいる子どもも、積み重ねの中でどこに力を入れたら汚れが落ちるのかを、少しずつ調整できるようになっていきます。また、ろ過装置や岩はごしごし洗うけれど、かめきちの甲羅はやさしく洗おうとする様子が見られています。状況に合わせて工夫する姿が見られ、子どもたちは経験を通して学んでいることがわかります。

かめきちの水槽を掃除する子ども

このように、つむぎ 吉祥寺ルームでは子どもたちひとりひとりの思いを大事にしながら、子どもたちが生き物と触れる「ホンモノの経験」を通じて、主体性と生命尊重の心を養って参ります。

かめきちについての詳細はこちらをご覧ください。

発達支援つむぎ 吉祥寺「みんなでつくる『かめきち新聞』~生き物に触れる経験から~」

文:発達支援つむぎ 吉祥寺ルームスタッフ

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