発達支援つむぎ 吉祥寺「旬を味わい、食の循環を知る ~夏野菜トッピングそうめん~」

2025.09.02

#発達支援

こんにちは、発達支援つむぎ 吉祥寺ルームです。

つむぎ 吉祥寺ルームでは、「旬を味わう中で、食の循環への理解が広がる食育」を意識し、畑仕事で育てた夏野菜を調理し、旬の料理を作って味わう活動を行っています。

今年は猛暑の影響で野菜の生育が思うようにいかず、ハラハラとしましたがどうにか実をつけました。

実ったナス

今回は、旬の食材として畑で収穫したナスとキュウリをそうめんにトッピングします。ナスとキュウリはそれぞれ、オリーブオイルと塩で味付けをし、素材の味を生かしました。

準備が整ったら、そうめん調理開始です。そうめんは茹でるところから行います。乾麺と茹でた後の麺を見比べて、「なんでやわらかくなったんだろう?」「ゆでる前はまっすぐで固いね」と、子どもたちは気づきを次々と口にしていました。

次は、めんつゆを水で割ります。計量カップの線を見ながら「もうちょっとかな?」「上から見るのと横から見るのだと量が違って見える」と、量る作業一つとっても、手先のコントロールや数量への興味関心の広がりにつながっている様子が見られました。

そうめんが茹であがり、めんつゆの準備ができたら、盛り付けです。そうめんもトッピングも自分で量を考えて取るバイキング形式なので、他児の分を考えながら自分の分を取り分ける必要があります。ここでも「もっと食べたいけど、まだあと二人とってないよね」と、自分で考えながら量を調整している様子が見られました。

茹であがったそうめんを食べる子どもたち

準備ができたら、みんなで「いただきまーす!」。おいしそうに食べ進める子をみて、野菜が苦手な子も恐る恐るナスを一口パクリと口に入れてみます。「おいしい」と笑顔が輝き、「ナス、たべられた!」「そうめんもおいしい」と口々に感想を嬉しそうに話す子どもたちの姿が見られました。

今後も、つむぎ 吉祥寺ルームでは、子どもたちが自ら野菜を育て、収穫し、調理するという体験を通して、食の循環に触れられる“ホンモノ”の経験を大切にした活動を続けてまいります。

文:発達支援つむぎ 吉祥寺ルームスタッフ

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