発達支援つむぎ 北朝霞「集団の中での育ち~土曜日支援~」

2025.09.29

#発達支援

発達支援つむぎ 北朝霞ルームでは、土曜日は、平日支援と変わり小集団の活動を行なっています。

子どもたちは毎回、最初の集まりとして「自己紹介タイム」に挑戦します。自分の名前を言う、好きなものを伝えるといった活動を通して「人の前に立って話す」という大切な経験になります。そして話すだけではなく、友だちの自己紹介を「聞く」ことも、同じくらい大切な学びです。

つむぎ 北朝霞ルームの子どもたちは友だちの答えを聞いて「それってどんな味?」、「どうして好きなの?」と質問が飛び交い、自然とやりとりが生まれていました。毎回「自己紹介タイム」の時間を設けることで子どもたちの会話のレパートリーが増えていました。

絵本の読み聞かせを聞く子どもたち

また別の時間では切ったペットボトルを繋げてコースをつくり、そこにボールを転がす遊びをしました。

最初は個人個人で繋げていた子どもたちでしたが、次第に「ここ繋げたら面白そうじゃない?」「テープ持ってくるからここ持ってて!」などという声が増え始め、最終的にはみんなで一つのコースを作っていました。

遊びの中で自然に子ども同士がやりとりを重ねて遊びを展開していく瞬間でした。

ペットボトルでコースづくりをする子どもたち

遊びの中の小さな場面の積み重ねが、子どもたちの「人と関わる力」や「自分の気持ちをコントロールする力」につながっていくのだと感じます。これからも、遊びや活動の中でたくさんの経験をして、子どもたちが少しずつ自分らしく成長していけるよう、見守っていきたいと思います。

文:発達支援つむぎ 北朝霞ルームスタッフ

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