発達支援つむぎ 前原「関わり合っていくなかで」

2025.11.04

#発達支援

こんにちは、発達支援つむぎ 前原ルームです。季節も変わり日が落ちるのも早くなってきましたが、沖縄ではまだ暑い日が続いています。

つむぎ 前原ルーム利用当初には友だちとの関わりが少なく、散歩に行く際に友だちから「一緒に歩こう。手繋いで」と声をかけられるも、「先生といく」と職員と散歩にでかけていました。少しずつ、友だちと関わりが増えていく経験を得て、最近では友だちから「一緒にいこう」と声をかけられると恥ずかしそうにしながらではありますが、手を繋いでは笑顔をみせていました。鶏舎に到着すると手を繋いだまま鶏をみて「口が赤いね」「保育園の鶏とは違うね」と楽しそうにおしゃべりする姿がありました。

手をつないで歩く子どもたち
柵越しに鶏を観察する子どもたち

また別の友だちは、興味がある遊びをみつけると「先生○○もやりたい」と職員と一緒に声をかけて参加していましたが、今では友だちに聞いてみたら?と伝えると自分から友だちのところへいき「一緒に遊ぼうよ」「シュッシュポッポしたいな」と伝え、一緒に縄跳びを使って遊ぶ姿がありました。

「縄跳びを跳んでみたい!」と友だちから教えてもらう姿もあり、自信がついてきて意欲的に行動できるようになったと感じる場面が増えました。

保護者様がお迎えにきた際には「○○のお友だちだよ」と嬉しそうに紹介する姿もみられ、利用日数が少なく、つむぎ利用児や職員との関わりが多かった子どもも今では保育園児との関わりが増え、ますますにぎやかになっています。

縄跳びを使って電車ごっこをする子どもたち
縄跳びで一緒に遊ぶ子どもたち

前原どろんこ保育園・つむぎ 前原ルームは併設園として異年齢保育、インクルーシブ保育を実践しています。時には玩具の取り合い等で葛藤する場面もありますが、子ども同士で話し合い解決策をみつけたり、友だちが助けにはいったりする場面もみられます。

子どもたちを見守りながら必要な場面では職員も介入し子どもたちの成長に繋がるよう支援しています。保護者様からは「さまざまな物事に興味を持つようになり、自分の気持ちを伝えることができるようになった」「みんな違って当たり前ということを早くから体感できる環境で預けることができてよかった」等、うれしいお言葉もありました。

私たちも子どもたちから学ぶことは多く、日々試行錯誤しながらではありますが、これからも子どもたちと一緒に成長していきたいと思います。子どもたちの生活力の体得、様々な環境を活用しながら、豊かな育ちと学びへとつなげていきます。

文:発達支援つむぎ 前原ルームスタッフ

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