発達支援つむぎ 宮下「梅シロップ作り」

2025.07.25

#発達支援

今年も、梅の実が実る季節がやってきました。 宮下どろんこ保育園・発達支援つむぎ 宮下ルームでは、子どもたちと一緒に梅シロップづくりに取り組みました。

梅の収穫

日頃からお散歩でお世話になっている場所に、立派な梅の木があります。このたび、土地の持ち主の方のご厚意により、その梅の実を収穫させていただきました。梅の木の下にブルーシートを敷き、竹の棒で枝を揺らすと、ぽとぽとと梅の実が落ちてきます。「こっちにも落ちた!」「見つけた!」と、子どもたちは夢中になって拾い集めていました。暑い中でしたが、一生懸命頑張った結果、約10kgもの梅を収穫することができました。

ブルーシートの上で梅を拾う子どもたち

下処理もみんなで

園に持ち帰った梅は、クラスごとに分かれて下処理を行いました。この日は、保育参加中の保護者の方にもご協力いただき、一緒に作業を進めました。まず、梅を丁寧に洗い、つまようじでヘタを取っていきます。力加減が難しく、つまようじが折れてしまうこともありましたが、繰り返すうちにコツを掴み、上手にできるようになっていきました。

次に、梅に数カ所穴を開けていきます。爽やかな梅の香りがふわっと広がると、みんなの表情も自然とほころびます。最後に、下処理した梅を冷凍庫でしっかり凍らせ、エキスが出やすいよう準備を整えました。

梅仕事をする子どもたち

氷砂糖と一緒に瓶詰め

後日、しっかりと冷凍された梅を使い、いよいよ瓶詰め作業に取りかかりました。年少~年長の子どもたちは、氷砂糖と梅の量を自分たちで計量するところからチャレンジしました。計量器の数字を見ながら、ボウルに入れる量を調整する作業は少し難しく、こぼしてしまうこともありましたが、友だち同士で教え合ったり相談したりしながら、少しずつ上手にできるようになっていきました。「こうしたらうまくいくかな?」と、自分なりに考えながら取り組む姿も多く見られました。

氷砂糖の重さをはかる様子

8リットルの大きな瓶2つに、梅と氷砂糖をぎっしり詰め終えたときの達成感は格別でした。氷砂糖が少しずつ溶けて、美味しい梅シロップができあがるのが、今からとても楽しみです。これから子どもたちと一緒に、完成までの変化を楽しみながら、じっくり見守っていきたいと思います。

文:発達支援つむぎ 宮下ルームスタッフ

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