発達支援つむぎ 武蔵野「さつまいも掘り」

2025.11.14

#発達支援

涼やかな秋の風が吹く季節となりました。子どもたちは秋ならではの自然や味覚に触れる体験を楽しんでいます。

先日、発達支援つむぎ 武蔵野ルームではさつまいもほりを行いました。

5月の初めに植えた苗はすくすくと育ち、雑草抜きや水やりの世話をする度に「おいもできたかな」「やきいも、食べたい」と胸を弾ませていました。畑に行く度に葉が増え、成長している姿を見て「早く食べたい」と、楽しみにする姿が見られました。そして一生懸命に育てたさつまいもは半年ほど経った10月、ついに収の時期を迎えました。

初めに絵本「おいもをどうぞ!」を聴いてから、収穫してみんなで食べることを伝えました。

絵本の読み聞かせの様子

「どこにあるかな」と土の中を探しながら、傷つけないよう手で慎重に掘り進めていきます。

土の中から紫色のさつまいもが見えると「あった!」と嬉しそうな声が飛び出ていました。引っ張ってもなかなか抜けないさつまいもをどうやったら抜けるだろうと考え、友だちと協力して一緒に引っ張ったり、土を深く掘ったりと試行錯誤する姿が見られました。

素手でさつまいもを掘り起こす子ども

土から出てきた様々な形の芋を見て、「ボールみたい」「しっぽだ」など、色々な言葉で表現し、大きさや形の違いに気づき、比べ合う姿がありました。また、土の中にいたミミズや幼虫、クモを発見し生き物と触れ合うこともできました。収穫したさつまいもを使用して11月には食育活動を行う予定です。

今後も畑仕事や調理活動を通して、野菜を育て、収穫する楽しさや嬉しさ・達成感、食の循環を通してホンモノの体験を子どもたちと共有していきたいと思います。

文:発達支援つむぎ 武蔵野ルームスタッフ

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