発達支援つむぎ 桶川「性教育~からだといのちの話~」

2026.03.09

#発達支援

どろんこ会グループでは毎年、5歳児を対象とした性教育を実施しています。子どもは4~5歳時期になると「ぼくわたしはどこから生まれてきたの」「どうして男にはおちんちんがあって、女にはおっぱいがあるの」などといった性に興味関心を持つようになります。子どもが性に興味を持つことは、とても自然なことです。そうした時期にきちんとプライベートゾーンを知って守り、いのちの誕生を知ることで、自分や周りの人のからだといのちを大切に感じられるようになってほしいという願いから性に関する教育を行っています。

今回は桶川ルームにて性教育を実施した際の様子をお伝えしたいと思います。

はじめに、絵本「おちんちんのえほん」やパズルを使いながら「プライベートゾーン」や自分のからだについて学びました。

プライベートゾーンの話では、自分の身を守る方法として「いやだ・こわい・あぶないと思ったら大きな声を出す」「逃げる」「おうちの人や先生など、信頼できる大人に必ず伝える」ことを伝えました。子どもたちからは「近くに誰もいなかったらどうしたらいいの?」という質問もあり、自分のこととして真剣に考えている様子が見られました。

からだの話では、精巣・卵巣・子宮についても触れ、「いのちのもと」があることを伝えました。その後、お腹の中で赤ちゃんがどのように成長していくのかを、胎児人形を使って紹介しました。成長過程の順に人形を抱っこしてみると、「耳ができてきた!」「頭のほうが重いね」「お腹の中にこんなに重たい赤ちゃんがいるなんて、ママは大変だね」と、感じたことを言葉にする姿が見られました。どの子も優しい表情で赤ちゃんを抱き、いのちの尊さを感じているようでした。

また、「みんなもこうしてお母さんのお腹の中で大きくなったんだよ。みんなはどのくらいの大きさで産まれてきたのかおうちの人に聞いてみてね。」と伝えると、少し照れながらも嬉しそうな表情を浮かべ、翌日には自分が産まれたときの体重をスタッフに報告してくれる姿がみられました。自分が大切に育てられてきた存在であることを感じる、あたたかな時間となりました。

胎児人形に優しく触れる子どもたち
胎児人形を抱っこする子どもたち

最後に、「ひとりひとりが大切な、かけがえのないいのちであること」を伝え、聴診器で自分の心臓の音を聞いてみました。胸に耳を澄ませながら「聞こえた…!」と、ドキドキと響く自分の心臓の音に感動する子どもたちの姿が印象的でした。

聴診器で自分の心臓の音を聞く子ども

今回の経験が、からだといのちについて考え、自分自身を大切にする気持ちにつながるとともに、周りの友だちや家族のことも大切にしようとする心を育むきっかけになればと願っています。

文:発達支援つむぎ 桶川ルームスタッフ

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