発達支援つむぎ 田無「レモンシロップづくり」

2025.09.12

#発達支援

眩しい太陽の陽射しと共に夏がやってきました。発達支援つむぎ 田無ルームではレモンシロップづくりを行いました。今回は、調理器具の使い方を知ることやみんなで協力して作る喜びを味わい、他者との絆を深めることを目的としています。

初めにレモンシロップの作り方の話を聞きます。レモンを手に持ちツルツルした硬い感触を味わったり、レモンの香りを楽しみました。その後、一人ずつ包丁を持ちレモンを輪切りにしました。とても真剣な子どもたちの顔が愛おしいほどです。

包丁でレモンを切る子ども

切り終えた後は氷砂糖とレモンを一緒の容器に入れました。蓋をしめ、ゆっくりゆっくり優しく振りました。「おいしくなーれ」「おいしくなーれ」と、みんなで言いながら振ると、美味しそうなレモンシロップに変身。どんどん艶が出てくる様子を不思議そうに眺めている姿がとても可愛かったです。

容器に氷砂糖を入れる子ども

シロップづくりから2週間程が経ち、レモンシロップが完成しました。はじめにレモンを容器から出してもらい、匂いを嗅いだり、舐めてみたり、そのまま口の中へ入れる子もいました。その後は、楽しみにしていたレモンジュースを飲みました。最初は飲むことを躊躇していた子も友達が飲む姿をみて飲んだり、「すっぱい」「おいしい」と言い、ぐびぐび飲む子もいました。

レモンを食べる子ども
レモンジュースを飲む子ども

今回の活動を通して、食べることだけを目的とするのではなく、包丁の使い方、みんなで協力し1つのものを成し遂げる経験、自分たちで作った物の美味しさを感じられるよい機会となりました。今後も、食育を通して、五感を育み、食への興味・関心を広げ、子どもたちの学びや育ちを深めていきたいと思います。

文:発達支援つむぎ 田無ルームスタッフ

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