発達支援つむぎ 荻窪「つむぎまつり2025~『やりたい』意欲を引き出す~」

2025.10.01

#発達支援

JR荻窪駅前にある発達支援つむぎ 荻窪ルームでは、月に一度体験学習を行っています。今回は「つむぎまつり」を行いました。

お祭りの屋台はポップコーンづくり、かき氷づくり、お面づくり、ヨーヨー釣り、ボウリングと多岐にわたり、好きな屋台を自由に行き来できるようにしました。

普段グループ支援で使っている大きい部屋は、お面づくりとヨーヨー釣り、ボウリングができます。部屋に入ると子どもたちは「お面づくりしたい!」など、それぞれやりたいコーナーに一目散に向かっていきます。

ポップコーン作りの様子見る子ども

ヨーヨー釣りは、狙いのヨーヨーに付いた輪っかを目で追うことが必要です。「つれた!」と自分でできた時の喜びは格別です。

ボウリングは、狙ったところにボールを転がす力のコントロール力が重要です。その他にも、順番を守るということも必要ですが、中には何度も挑戦したいという気持ちが強くなってしまい順番を譲ることが難しい子もいます。「次は、友だちの番だからね」とスタッフが言葉かけすると、ルールを守って楽しく転がすことができていました。

お面づくりは、好きな絵を選択し、思い思いに塗ります。迷いなく描き進める子もいれば、友だちのお面を見て「これかきたい!」と真似をしながら描く子もいました。

ヨーヨーすくいをする子ども

次は、かき氷づくりです。自分で氷を削り、好きなシロップを選びます。氷を削るには力が必要です。「ここをおさえたら削れるかな?」大人と一緒に削りながら考えます。

かき氷機で氷を削る子ども

最後は、ポップコーンづくりです。「ポップコーンいかがですか」との声かけに、子どもたちは嬉しそうに部屋に集まりました。とうもろこしの種に熱が伝わるとポコポコと音がし始め、ポップコーンがフライパンの中ではねている様子が見えます。それを見た子どもたちは「飛んでる!」と大興奮していました。

時間になると、どこからか盆踊りの音楽が聞こえてきました。今回のお祭りのクライマックスは大人も子どもも全員で参加する盆踊りです。櫓を囲み踊ると一体感が生まれ、皆でひとつになって楽しむ経験をすることができました。

つむぎ 荻窪ルームでは、子どもの「やりたい」という意欲を引き出し、自分で取り組めたという経験を積むことを大切にしています。これからもたくさんの活動を子どもたちと一緒に楽しんでいきたいと思います。

文:発達支援つむぎ 荻窪ルームスタッフ

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