中里どろんこ保育園「自然体験:火起こし」

2025.10.24

#保育園

中里どろんこ保育園では自然体験として、「火起こし体験」を実施しました。

マッチの使い方の説明を聞く子どもたち

子どもたちがグラウンドへ出ると、並べてあった薪を見て、「これなに?」「木がたくさんあるね」「これ焚き火で使うんだよ」と、友だちや保育者と話をしながら、これから始まる「火起こし体験」に、期待に胸を膨らましていました。

はじめに、子どもたちにマッチの使い方について説明をしました。マッチの箱の横を実際に触ってみると、「茶色だ」「ざらざらしてるね」と感想を言葉にして話していました。

また、マッチ棒の先の赤い部分を下に向けると、火が上にあがって、やけどをしてしまう可能性があることを伝えると、不安そうな表情を浮かべていましたが、ルールを守ってマッチを使うことで、安全に使用できることを知ると、安心していました。

マッチで火をつける子ども

一人ずつ保育者と一緒にマッチに火をつけて、積み重なる薪にマッチ棒を落としていきました。最初は怖くて躊躇していましたが、友だちが火をつける姿を見て、勇気が出た子どもや、緊張して震えながらマッチをつける子ども、火をつけられる瞬間を心待ちにして満面の笑みを見せる子どもなど、様々な反応が見られました。火をつけ終えると、達成感に満ち溢れていました。

遠巻きに焚き火を眺める子どもたち

だんだんと大きくなる火に圧倒されながらも、自分たちで適度な距離をとって、火のつき方を真剣に観察していました。「なんか音がするよ?」「ぶちぶち言ってる」「バチバチだ」などと、焚き火から鳴る音に耳を澄ませる姿もありました。また、子どもたちは匂いについても気づきがあったようで、「なんか臭いよ」「焦げてる匂いがする」と言葉にしていました。

火が消えた後の灰を見て、「これまだ熱いのかな」「熱いから危ないよ」と言葉を掛け合う姿もありました。実際に自分たちで火をつけて観察することで、火との関わり方を楽しく学ぶことができました。

文:中里どろんこ保育園スタッフ

中里どろんこ保育園施設情報を見る

関連する記事

最新のどろんこアクション記事

どろんこ会からのお知らせを見る

お知らせ一覧へ
PAGE TOPtop