駒沢どろんこ保育園「散歩先まで、たくさん歩こう」

2025.10.29

#保育園

戸外に心地よい風が吹くようになって、天気のいい日は毎日お散歩に出ています。

秋になり、日常の見通しがついている子どもたちは、朝の日課が終わると黄色の帽子をロッカーから取り出し、出発の準備をします。発語がまだの小さい子たちも、保育者のところに帽子をもって来てかぶせてほしいとアピールしたり、自分でかぶって「先生行こう」と、扉の前でスタンバイしたりと、やる気に満ち溢れています。

0歳児9名と1歳児15名のクラスの子たちは、月齢や脚力も様々なので、一人ひとりが楽しく歩ける工夫をしています。靴をはいて歩き始めの子たちは保育者と手をつないで歩きます。

4~5歳児と手を繋いで歩く乳児

少し安定してきたら、4~5歳児と手をつないで歩くこともあります。

保育者と手を繋いで歩く乳児たち

子どもたちなりに安全に気を配り、丁寧に接している姿が愛らしいです。そうした日々を積み重ね、歩行が安定してくると、友達と手をつないでも転ばなくなってくる自分に気づくのか、もしくは友達と手をつなぐこともうれしいと思うのか、ゆとりのある表情が見られるようになってきました。その日の気分も様々な年頃ではありますが、機嫌よく全員が出発した日は、気持ちがいいです。

子どもたち同士で手を繋いで歩く様子

日中歩くことで、脳に血液や酸素が送り込まれ、脳神経が新しくつながり脳が活性化されるそうです。また、自律神経のバランスがよくなり、集中力が高まり、やる気が出る効果があるそうです。

途中で手を放してみたり、座り込んだり、何かを見つけてそちらの方へ歩いたり、泣きたくなったりと毎日珍道中ですが誇らしげに歩いている姿を見ると、心が和みます。

文:駒沢どろんこ保育園スタッフ

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