「どろんこ米 稲刈りツアー2015」体験レポート

2015.10.21

#イベント

2015年の今年でなんと10年目となるどろんこ米の稲刈りツアー。自然が大好きで炊きたてのお米のとりこになったみなさまに愛され、今日まで続いてきました。まことにありがとうございます。

それにしても今年は例年に無く天気予報の雨マークが連続して、10年目にして初めての「雨天中止か」とツアー事務局も浮足立つばかりのまさに暗雲垂れ込める中、「雨でも参加しますよ」という熱心なみなさまに励まされながら今年のツアーは始まりました。

「どろんこ米 稲刈りツアー」とは

保育所(保育園)の「給食米」の自給自足に取り組んでいるどろんこ会で、食育の一貫として行っている稲作の体験イベントです。毎年、初夏の田植えと秋の稲刈りを、日本最高峰のコシヒカリで知られる新潟県南魚沼市の塩沢エリアで実施しています。今年は9月26日(土)27日(日)と、10月3日(土)4日(日)の2日程でツアーを開催しました。

もちろんお米を収穫するだけでなく、炊きたてごはんと地場食材のお料理を美味しくいただくことも、目的の一つ。子供たちに生涯忘れられない食育体験を味わってもらうことで、日本の食文化を育む一助になればと取り組んでいます。

稲刈りツアー体験レポート

収穫の遅れ

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雲が広がる南魚沼の空

今年は夏の間に好天が続き、稲穂はすくすく育ったものの、収穫時期の秋に入ってすっきりしない雨模様の日々。南魚沼一体で収穫が遅れていたようで、ほうぼうの田んぼで例年なら刈り取られているはずの稲が黄金色した穂を垂らしていました。

ツアーの9月日程でも案の定、当日朝の段階で雨雲が広がっていて、まもなく参加者のみなさまが到着するというのに「これは稲刈りできそうもないなぁ・・・」と空を見上げて途方に暮れていたのです。

天候次第のまさに自然体験

ところがこれもお天気の気まぐれというもので、参加者が集まってくるにつれて徐々に天候が好転。午後になると、時折お日さまも顔を出すようになり、急遽、稲刈りの準備をすることとなりました。長年、農業指導をご協力いただいている外谷(ヨシタニ)さんは手慣れたもので、準備万端、田んぼで待ってくれています。さぁ、稲刈りを始めよう。

鎌で稲を刈る子供
稲を鎌で刈っていきます。ザクザクっとした手応えが楽しい。
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刈った稲は藁で結いて束にします。写真手前が外谷さん。
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束にした稲を運んでいきます。
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稲架掛け(はざかけ)にして干し、お米をしっかり乾燥させます。

天候次第でできたりできなかったり、なかなか予定通りにいきません。本当に大変な仕事だと思いますが、外谷さんに言わせれば「これが農業ってもんだ」。空を見て、風を読み、隙を突いて収穫する。コンバインだったらあっという間にできてしまいますが、機械なんかなかった時代は、来る年も来る年もお天気とにらめっこし、知恵を働かせて、時には神にも縋りながら、稲作文化が紡がれてきたんですね。

収穫したお米は?

脱穀(稲からもみをはずす)をして、もみすりをすると玄米になり、精米をして「どろんこ米」(白米)の完成です。このどろんこ米、ツアー参加者の方には一部お譲りしておりますが、基本的に一般販売されていません。全国のどろんこ会の保育園に出荷され、園児が食べる給食として使われています。「給食米の自給自足」について、くわしくは以下よりご確認ください。

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つくって食べる!おいしい食育体験

今回の稲刈りツアーのお昼ごはんは、新米でつくるおにぎりです。みんな自分の分を、自分で握ってもらいました。小さい子供もできるように、つけるのは塩だけの塩むすび。これが美味しいんですよ。炊きたてであつあつ、もちもちのお米の感触にびっくりしながら、みんな上手に握れていました。「4個も食べたよ!」といってお母さんを驚かせる子もいましたね。

さらに、カレーも手作りしました。普段、おうちでは「お手伝い」ですが、今日の調理の主役は子供たち。もちろん保護者さまやスタッフがフォローしながら、覚えたての包丁で人参やじゃがいもやたまねぎをカットしていきます。大きな鍋に入れて煮込んでいくといい匂いがしてきて出来上がり。

食材は、地産地消にこだわり南魚沼産の野菜と豚肉を使用しました。カレー粉は、どろんこ会の食育活動に賛同いただいたエスビー食品株式会社さまよりご提供!なんと100食分もお送りいただきました。ルーは子供たちにも食べやすい甘口。炊きたてのお米にもよく合い、すべておいしく完食してしまいました。

  • エスビー食品さまは、こうした「食の楽しさや大切さ、正しい知識」をお伝えすることを目的に、地域・社会でのさまざまな活動として「食育」に力を入れています。詳細はエスビー食品のホームページをご覧ください。

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