3メートルの高低差!万博公園どろんこ保育園で地形を活かした運動会を開催

2017.10.26

#保育

万博公園どろんこ保育園

2017年4月に開園した万博公園どろんこ保育園で、10月14日記念すべきはじめての運動会が開催されました。天候は秋雨前線の影響ですぐれず、少雨の中での決行となりましたが、園庭に集まった子どもたちは、みーんな笑顔!雨雲なんてどこかに吹き飛ばしてしまいそうなほど元気いっぱい!そんな子どもたちの姿をあたたかく見守る保護者の方々からも、力強い声援が飛び交い、会場は熱気に溢れていました。

園内に棚田のある保育園「万博公園どろんこ保育園」

万博公園どろんこ保育園は、つくば市の万博記念公園駅からほど近いところに位置する2017年春に開園した保育園です。この園の最大の特徴は、元々敷地内にあった「3メートルの高低差」を利用した棚田があること!子どもたちは、春には田植え、秋には稲刈りと園庭で食物のありがたみを体感することができます。

棚田には、春に植えたお米がびっしり。なだらかな傾斜の続く広大な園庭があります。

「3メートルの高低差」という地形を活かした運動会プログラム

普通、運動会はというと、広いトラックがあり、その中ですべての競技が行われるのが一般的ですが、この日万博公園どろんこ保育園で行われた運動会は一味違いました。初の運動会を開催するにあたり「この保育園ならではの運動会を開催したい。」と、園長をはじめ、職員一丸となって考えたどり着いたのが、広い園庭を競技ごとに移動するという方法。棚田が作れてしまうほどの高低差を丸ごと活かすというアイディアでした。障害物リレーや徒競走では園庭のアップダウンを使い、お遊戯は平たんな場所で、親子競技は築山で、といった具合に園内を競技ごとにぐるりとまわります。

競技がよく見えるビューポイントや撮影ポイントを事前にチェックし、案内のプリントを作成するなどの工夫も行いました。「運動会すべてが見どころなので、子どもたちの活躍をしっかり見ていただき、保護者の方々の記憶にも残るものにしたいと思いました。」と根本園長。実際に多くの方々が、この案内をもとに、競技とともに園庭を移動し、声援を送ったりカメラで撮影をしたりしていました。

小雨にも関わらず、園児の家族たちが大勢集まった運動会当日。
親子で競技に参加。保護者の方々も真剣そのもの!
アップダウンのある園庭を思う存分走り抜ける子どもたち。
1歳児クラス「あわぐみ」の障害物競走。坂を登って、トンネルをくぐって。身体をたっぷり動かしてゴールを目指します。
ビューポイントと撮影ポイントの案内。広い園内のどこで見学したり撮影すればよいかがわかるので助かったという声も。

たくましい子どもの姿に感動!運動会に参加した保護者からの声

応援に来てくださった保護者の方々からは、このような声をいただきました。

「開園したばかりの新しい園なので、子どもはとても喜んでいます。毎日元気に楽しく通っています。今日もお天気が悪いのなんて気にしていないようでした。」(5歳児の母)

「のびのびとした雰囲気で安心して預けています。運動会では、広い園庭で元気に動く子どもの姿を見れてよかったです。」(2歳児の父)

「孫が通っていますが毎日楽しいようで安心しています。今日もこんなお天気でしたが、楽しみにしていた運動会なので、決行していただいてよかったです。」(0歳児の祖母)

「私たちが子どもの頃は自然の中を裸足で駆け回り、どろんこ遊びをして育ちました。わが子にも同じような環境でのびのびと育ってほしいと思ったので、こちらの保育園を選びました。運動会を通して園での様子が伝わってきて、理想の保育をしていただいているなと感じました。」(5歳児の母)

築山に集まる子どもたち。

運動会本番は保護者や来賓など多くの方が来るので、どうしてもいつもの園とは違う雰囲気に。興奮したり、戸惑ったり、子どもたちの反応もさまざまで、練習通り競技ができるか緊張している子もいましたが、競技は順調に進行。徒競走、なわとび、障害物競走、リレーなどなど、それぞれの競技で、子どもたちがたくましく成長した姿を見ることができました。

閉会式では、全力を出し切ってほっと一息ついたのか、子どもたちも職員も晴れやかな表情に。小雨が時折降るやや肌寒い日ではありましたが、無事に全ての競技を終え、運動会の幕を降ろすことができました。

万博公園どろんこ保育園

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