朝霞どろんこ保育園「念願だった川遊び」

2025.10.23

#保育園

今年も川遊びの時期がやってきました。だいず組は今年が初の川遊びでわくわくドキドキしながらその日を楽しみにしていました。待ちに待った当日は大雨の悪天候により日程が延期となり、残念がる様子が見られました。

当日を迎えると、こめ組やむぎ組が先に川遊びを終えて川遊びの楽しさを伝え聞いていたため、「早く川に行きたい」とさらに期待に満ちた表情でした。

出発前には嬉しさや少しの緊張が入り混じるなかで真剣に準備体操を行っていました。園を出発し「いってきます」と友達と手を繋いで、園に残る職員に手を振りながら元気に川へ向かいます。

しかしいざ川を前にして、保育者から注意事項などを聞くと段々怖さを感じてきたようで不安そうな表情をする子も多くなってきました。保育者が最初に川に入り、後に続いて順番に入水しました。

手をつないで川の中を歩く子どもたち

川に入ると怖くなって固まってしまう子もいたため、保育者や友達と手を繋ぎ、川と友だちになろうと散歩をしました。一人で川の中を歩くのは怖くても、手を繋ぐと安心して歩くことができていました。

子どもたちはライフジャケットを着ているので、力を抜くと自然と浮くことができるのですが、恐怖心から最初は、あまりうまく浮くことができませんでした。

保育者が水に浮いてみたり川の流れに身を任せて流れていく様子などを見て「わたしもながれたいな」「かっぱみたい」など少しずつ浮くことに興味を持っていきました。

しばらくの間保育者が支えながら見守っていると、子どもたちも浮く感覚を感じていきました。徐々に体の使い方が安定すると、コツを掴み一人で浮ける子が増えていきました。そしてしばらくすると、友達を誘って一緒に浮こうとする姿や、途中でバタ足をする余裕も出てきました。

むぎ組(4歳児)の川遊びでは一人で浮くことができる子も多かったので、来年の成長が楽しみです。

川に浮かぶ子どもたち

川の中には海老や魚がいて観察をしながら歩きます。大きな魚がいたので、保育者が魚を捕まえようと必死で追いかけていると、子どもたちの楽しさもさらに増して「せんせいあっち、あっち。」とみんなで魚を捕まえようとチームワークが生まれました。しばらく格闘し魚を捕まえることができるとさらに一体感が生まれました。

あまり近くで見ることのない川魚に驚きながらも、興味津々な様子でした。

川の土手に座る子どもたち

沢山遊んで疲れてしまい、岸に友だちと並んで一休みです。自分から疲れていることに気づき、休息をとる姿も成長を感じます。水分補給を終え、しっかり休んだ後は歩いて園まで帰ります。少し疲れた表情も見られましたが、園に着いて保育者の顔を見ると安心した表情になり、満面の笑みで「楽しかったよ」、「またいきたーい」と話してくれました。ご家庭でも話をしてくれた子が多かったようで、子どもたちの夏の楽しい思い出が増えたと感じ、嬉しく思います。来年はまた違った遊び方や成長が見られると思うと楽しみです。

文:朝霞どろんこ保育園スタッフ

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