中里どろんこ保育園「紫蘇ふりかけと紫蘇ジュース作り」
2025.09.26
#保育園

暑い日が続いており、自園で植えた紫蘇の種が思うように育たたなかったため、今年度は清瀬どろんこ保育園からおすそ分けをしてもらいました。
食育体験の前日、子どもたちと「紫蘇」を洗い、当日は洗った紫蘇を塩につけ電子レンジで乾燥させ、「ふりかけ」と「ジュース」を作りました。保育者が、すりこぎとすりばちを使って、紫蘇を粉状になるまですりつぶしていると、子どもたちは香りに気がついて集まってきました。
一人の子が、「先生やりたい」と手伝い始め、その姿を見て、次第に周りにいた子どもたちも玩具を片付け、真剣な表情ですりつぶす作業をしていました。
紫蘇がふりかけになっていくのを見て、「おいしそう」「いい匂いがする」と言う子どもたちの声が聞こえてきたので、「紫蘇ふりかけを白いごはんに混ぜるよ」と保育者が言葉かけをすると、「やったー」「早く食べたい」と期待を膨らませていました。
いざ食べてみると、「おいしい」「おかわりしたいね」などと友だち同士で会話を楽しんでいました。

また、昼食前に美味しい紫蘇おにぎりを食べ終え、おやつの時間の前に保育者が紫蘇ジュース作りのためのガスコンロ・鍋・レモン汁・紫蘇・水などの調理器具を準備し始めると「次は何が始まるの?」とワクワクしている姿がありました。
調理工程が進んでいくのを見て、「なんかさっきと匂いが違う」「色が変わったように見える」など、たくさんの言葉が聞こえてきました。出来上がった紫蘇ジュースをおやつの時に飲んでみると「おいしい」「ちょっと苦手かも」など、個々によって味の感覚が違うようでした。

普段は加工されたものを食べる子どもたちですが、今回の紫蘇ふりかけと紫蘇ジュース作りを通して、実際に目の前で調理工程を見ることで「苦手なものでも食べてみようとする意欲」が高くなったように思います。
次回は、自園の畑で育てた紫蘇を収穫して取り組めるよう、試行錯誤をしていきたいと思います。
文:中里どろんこ保育園スタッフ
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