メリー★ポピンズ 豊洲「あしたに一歩」

卒園や進級が近づくにつれ、子どもたちの成長をお祝いしてくれているかのように、緑葉や色鮮やかな花々が咲き始めていた年度末。今月は、この一年で大きく成長したメリー★ポピンズ 豊洲ルームの子どもたちの姿をお届けします。

他児に帽子をかぶせようとする姿

心身ともに目覚ましい成長を見せてくれた0歳児。「快」「不快」という感情に加え、「愛」や「得意」という発展した感情を抱くようになった姿が見られるようになりました。保育者の元を離れて探索活動をしたり、遊び込んだりする姿。一年間ともに過ごしてきた他児に愛情を感じ、子ども同士で遊んだり、自分の得意なことで相手を喜ばせてあげようとしたりする姿。

桜の花びらが舞い散る中、バギーに揺られてすやすやと眠っていた去年の春頃の子どもたちの姿を思い出すと、感慨深いものを感じます。

シャボン玉で遊ぶ様子

1歳児は、気持ちの切り替えがうまくできるようになったり、仲の良い友達と関わる時間を楽しんだりする姿がありました。「自分」という意識が芽生えたことにより、「じぶんで!」という気持ちが強くなりますが、思うようにいかないと激しく泣いたり怒ったりする姿、自分の気持ちを保育者に受け止めてもらう経験を重ねる中で、保育者だけでなく他児の存在にも安心を感じたり、相手の気持ちを知ったりしようとする姿。この一年間、様々な場面でありのままの自分を表現したり、思いをぶつけ合ったりしていた子どもたちの姿は、とても眩しいものでした。

手をつないで散歩する子どもたち

2~4歳児では、自己主張が強くなるとともに、やりたいことや好きなことがはっきりしてきたり、「なぜ」「どうして」と探求心が強くなったりする姿がありました。また、自分のしたいことに期待をもって取り組んだり、順番や簡単なきまりを意識して活動したりする姿も見られるようになりました。

最後は、2~4歳児の担任を受け持った保育者に、一年間を振り返ったインタビューをしてみたいと思います。

「2~4歳児と過ごした一年間はどのようなものでしたか?」

「楽しい一年でした!年度初めは長距離散歩に不安を感じていて、自園から僅か180mの公園にしか歩いて向かうことはできないと思っていました。でも年度末には、2kmある公園まで友達同士で手を繋いで散歩することができるようになった子どもたちに成長を感じます。体力の向上だけでなく、情緒のコントロールができるようになったことも、子どもたちが長距離散歩を楽しむことができるようなった理由だと思います。2歳児には卒園する子どもが多く寂しい気持ちでいっぱいですが、この一年間出の思い出を胸に、来年度も頑張ります!」

心身ともに大きな成長を見せてくれた子どもたち。2025年度も、保護者の皆様、地域の皆様と力を合わせながら、一日一日を大切に、笑顔溢れるメリー★ポピンズ 豊洲ルームにしていきます。

文:メリー★ポピンズ 豊洲ルームスタッフ

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