発達支援つむぎ 府中「神様にしめ縄を返しに行こう」

2023.02.27

#発達支援

昨年末、発達支援つむぎ 府中ルームでは畑で取れた藁を使ってしめ縄作りを行いました。

子どもたちと、しめ縄作りの時に、「新しい年になって鏡開きの時期になったら、大國魂神社の神様の所に持っていこうね」と話をしていました。

府中にある大國魂神社は、子どもたちの足で40分ほどの距離にあります。そのことを知ったFくんは「遠いからバスか電車で行くのがいい」と言っていました。

そこでスタッフは、「歩きながら、いろんな場所を見つけてシールを集めてみない?」と、手作りの地図を見せました。地図には、トンネルやお団子屋さん、公園や看板の写真があります。「地図にあるチェックポイントを見つけたらシールを貼って、ゴールの大國魂神社を目指していってみよう!」とお話しました。

チェックポイント付きの地図

子どもたちは地図をしっかり手に持ち、いざ出発です。

「ここの公園は、写真のとは違うかな」「あの看板は写真と一緒かな」と考えながら歩きます。

道の途中のお店で、出発前に保護者の方に準備してもらったお金を持ち、頑張った後に食べるためのおやつを買います。F君は「おかし、先生にも一つあげたいな」と優しい言葉が出ていました。

ゴールの大國魂神社を見つけた時は、大きな声で「あったー!」と子どもたちやスタッフで喜び合いました。

ゴールの大國魂神社を見つけた子ども
しめ縄飾りをお焚き上げの場所へ入れる子どもたち

ルームから、自分の手でしっかりと持ってきたしめ縄飾りをお焚き上げの場所へ入れることができ、子どもたちから笑顔もみられました。

しめ縄飾りをお焚き上げの場所へ入れる子ども

最後に、子どもたちが横に並んで座りご褒美のおやつを食べました。たくさん歩いた後、友達と一緒に食べるおやつはいつもよりも美味しく感じられたのではないでしょうか。

大変かなと思えたことも、グループの友達やスタッフと一緒に楽しみながら乗り越えることができました。今回の経験が、歩くことって楽しい!という気持ちにつながると良いですね。

文:発達支援つむぎ 府中ルームスタッフ

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