発達支援つむぎ ふじみ野「畑作りがスタートしました」

発達支援つむぎ ふじみ野ルームでは、継続して行う支援の一つとして畑仕事を行っています。今年も、土作りの季節がやってきました。

「畑は一日にしてならず」まずは土遊びからスタートしていきます。

スタッフが大きなシャベルを持って登場すると、目を輝かせて集まる子どもたち、小さなシャベルを持って見様見真似で硬い土を掘っていきます。最初は、少しの土しか掘り起こせなかった子が、回数を重ねるうちに力の加減や道具の操作方法を習得してしっかりと掘り起こせるようになっていきます。

土を掘る子どもたち

デコボコの土の上でしゃがんで、転ばないようにバランスを取りながら歩くことで足腰が鍛えられ、足の裏がしっかりと刺激されます。虫探しを始める子、土を容器に入れて出してを繰り返し楽しむ子、大人のスコップを使っている年上の子に憧れて真似てみようとする子、様々な姿が見られます。成長の過程に必要な動作を十分にやり込めるのも畑仕事の良い点です。色んな子たちが掘り起こし、ヤギ糞で作った堆肥を混ぜ込んで土が出来上がります。

苗を植えていく様子

「何の種かな?」ワクワクしながら苗や種を植えていきます。白や赤などの変わった色の種もあって興味津々の子どもたち、種の数を数えたり、色の名前に触れたりと認知面でも様々な体験ができます。「種がいっぱい入っちゃった」「優しく持たないと苗が折れちゃう」など、気づいたことを言葉にして伝え合うのもとても大切な経験です。みんなの力を合わせて、無事にナス・きゅうり・トマト・オクラの苗と種を植えることが出来ました。

野菜に興味津々の子ども

つむぎに来ると必ず野菜の成長を見守りに行って「はやく実がならないかな」と楽しみにしてくれている子の姿が増えてきて、大人も子どもも収穫できる日を楽しみにしています。

夏には、夏野菜ピザが作れるかな?なんて話をしていた翌日には、新しい植物に興味津々の子が抜いてしまうという毎年恒例の出来事もあり、野菜を育てる大変さを実感しているつむぎ ふじみ野ルームでした。

今後も子どもたちの「楽しい」「もっとやってみたい」という意欲や主体性が育まれるような支援を行っていくと共に、畑の様子や収穫した物を使った調理活動の様子も発信していきます。

文:発達支援つむぎ ふじみ野ルームスタッフ

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