発達支援つむぎ 池尻「いきものや植物とのふれあいから」

2021.08.26

#発達支援

発達支援つむぎ 池尻ルームはビルの1階にある小さな拠点ではありますが、いきものと植物に囲まれ、子どもたちは毎日「ふしぎ発見」を楽しんでいます。

2021年夏。昨年に発達支援つむぎ荻窪ルームからもらってきた幼虫が6月上旬に羽化し、5匹のカブトムシに。子どもたちは幼虫の時から土替えなどの世話をし、蛹になるのをそっと見守ってきたので、カブトムシとなって土から出てきたときには大喜び。そして今は、そのカブトムシたちが産んだ卵を毎日探して取り分け、卵から幼虫になっていくのをワクワクしながら観察しています。小さな命が受け継がれていくのを見て、自然と優しく声を掛けたり、そっと世話をしたりする気持ちが育っています。

かぶとむし
かぶとむしのさなぎ

目黒川緑道で釣ってきたザリガニも、自分たちでお世話をしています。「2匹になった!」とよく見てみると脱皮したあとだった…なんてことも。アカハライモリの水槽と共に「ちょっと臭いね」と言いながら水替えをしています。ザリガニの名前は皆で考え、「おにいちゃん」になりました。

ザリガニの世話をする子どもたち

狭いバルコニーのプランターには、きゅうり、なす、オクラ、サツマイモが植わっています。サツマイモは、八百屋さんに売っているものを買ってきて水に浸け、芽を出すところから取り組みました。 お店で売っていた数本のサツマイモが、秋には何本になるんだろう…。大きな期待をしながら観察を続けています。

プランターに植えた野菜
プランターに水をやる子ども

身近な自然との関りを通し、子どもの「不思議」や「すごい」という好奇心に寄り添いながら、「学びの芽」を育んでいきたいと思う毎日です。

文:発達支援つむぎ 池尻ルーム 職員

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