発達支援つむぎ 上目黒「初めての運動会」

2025.11.25

#発達支援

秋の風がとても心地よい季節ですね。上目黒どろんこ保育園・発達支援つむぎ 上目黒ルームでは、「一人ひとり輝き、楽しい運動会」をテーマにした初めての運動会が開催されました。

子どもたちは、これまで日々の中でかけっこの距離を伸ばしたり、籠にボールを入れる遊びをしたりして腕の動かし方のコツを知るなど、本番に向けて少しずつ成長していきました。

園児とつむぎの子どもが混ざりあい、それぞれのペースで楽しんだ運動会の様子をご紹介します。

2歳児のかけっこでは、小さな足で一生懸命に走る姿がとても可愛らしく印象的でした。

名前を呼ばれて「はーい」と元気に手をあげる事、「よーいどん」の声を聞いてからみんなと一緒に走り出すというルールは、この日のために慣れるように毎日重ねてきたものです。少しずつできていく動きは、自信につながったようでした。

笑顔で保護者のもとへ走ることができた本番は、ゴールを切った瞬間に会場全体が大きな拍手に包まれていました。

スタッフと手をつないで歩く子ども

保育者がかごを背負い、会場内を移動する玉入れでは、なかなか籠に近づけずに追いかけっこをし、ちょうど立ち止まった保育者のかごに入れようと、力いっぱい玉を投げる姿がありました。

子どもの目線の高さや発達に合わせて、保育者が走るペースやかごの高さを調整し、全員が1つの行事を楽しめるよう、企画の段階から職員間で話し合いを重ねました。かごを追いかけ「まてまて」、たくさん集めて「どうぞ」、投げ入れに成功して「やったー」と、嬉しそうな声が飛び交う時間でした。

新聞紙を丸めたボールを握る子ども

5歳児のエイサーでは、太鼓の音に合わせて力強く踊る子どもたちの姿に、会場全体が感動に包まれました。保育者がゆっくり見本を見せる事から始まったエイサーは、「わからなーい」の声が上がる度に、バチの持ち方を互いに確認したり、立ち位置や動きを伝えたりする姿がありました。練習中に大きな音に驚いてしまう子がいると、その子が驚かないように太鼓の使い方や音を出すタイミングをみんなで話し合うなど、子どもたちの真剣なまなざしと一体感の生まれる時間が流れていました。運動会直前につむぎ利用を開始した子もいましたが、それぞれが自分なりの表現で参加することができました。

太鼓とバチを持って踊る子どもたち

今回の運動会では、子どもたちが一緒に笑い、応援し合う姿の中に「インクルーシブ保育」の大切さを改めて感じることができました。それぞれの得意なこと、できることを認め合いながら、一緒に楽しむ、そんな経験が、子どもたちの優しさや自信へとつながっています。

これからも、すべての子どもが安心して自分らしく輝けるように、そして互いの違いを尊重しながら共に育ち合えるように、日々の保育・支援を大切にしていきたいと思います。

「どろんこ保育園で遊ぼう!」開催概要

日時:毎月第2、第4土曜日

10:00-11:00 あそびタイム
※遊びの内容は、天候や参加人数によって当日決定します。水や土を使う遊びもしますので、汚れてもよい服装でお越しください。

11:00 – 11:30 説明会&相談会

場所:上目黒どろんこ保育園(東京都目黒区上目黒2丁目48番2号)
定員:各日5組
対象:未就学のお子さんと保護者の方
参加費:無料

以下フォームよりお申込みください。

「つむぎ 上目黒ルーム どろんこ保育園であそぼう!」お申し込みフォーム

ご不明な点がありましたら、どうぞお気軽にお問い合わせくださいね。たくさんのご参加をお待ちしております!

発達支援つむぎ 上目黒ルーム電話:03-6452-4415

文:発達支援つむぎ 上目黒ルームスタッフ

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