発達支援つむぎ 北朝霞「梅雨の季節、どう過ごす?」
2025.07.28
#発達支援
こんにちは、発達支援つむぎ 北朝霞ルームです。今年の梅雨は気温が高く、汗ばむ日が続いていますね。
毎年梅雨の季節になると「お家時間どうしよう」「遊びがマンネリ化する」といった保護者様からの声が上がります。
今回は、雨の日につむぎの支援で取り組んだ内容とその効果について紹介します。
一つ目は、「新聞紙じゃんけん」です。

一人一枚新聞紙を広げてその上に乗り、じゃんけんで負けるたびに新聞紙を折り畳んで小さくしていくゲームです。最終的に新聞紙に乗れなくなった人の負けとなります。この遊びでは、バランス感覚や体幹を養うことができ、手軽に楽しめる遊びです。
つむぎ 北朝霞ルームではスタッフとじゃんけんを行いました。新聞紙の面積が狭くなり片足立ちでしか立てなくなると、自分で壁の近くへと移動して壁に手をつくなどの工夫をする姿がみられました。
バランス感覚や体幹を鍛えると、身体全体の安定性が高まることでケガの防止につながったり、姿勢保持できるようになり、集中力の向上にも繋がりますよ。
二つ目は「手作り輪投げ」です。

輪っかは新聞紙を角から巻いて端と端をテープで止めて完成です。支柱は空きペットボトルに水を入れるだけです。絵具で色水にしても楽しいですね。
この遊びでは狙った物に輪を投げる目と手の協調性や、距離感を測りながら投げる力のコントロール力向上が期待されます。
つむぎ 北朝霞ルームでは、遊びの前にどちらが先にやるかと話し合う場面がありました。「僕が一番」「僕も一番がいい」となかなか譲れない様子が見受けられましたが、「じゃんけんで決めるのはどう?」と職員が言葉かけすると納得し、じゃんけんを始めました。
負けた子は悔しい表情を見せましたが、スタッフの膝の上で気持ちを落ち着かせ、切り替えていました。
順番を決める過程の中で自分の思いを伝えたり、他者の提案に耳を傾けたり、ルールに沿って納得することも経験です。
こうした日常の小さなやりとりを大事にしていきたいと思います。
今回紹介した遊びは、身近な材料でできるのでお子さんと一緒にやってみてくださいね。
文:発達支援つむぎ 北朝霞ルームスタッフ
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