発達支援つむぎ 前原「少しずつの経験を得て」

2025.07.11

#発達支援

こんにちは、発達支援つむぎ 前原ルームです。

沖縄では5月下旬から6月上旬まで梅雨時期で、縁側からは「太陽がんばれ~」と子どもたちの声が響きわたっていました。雨が続き室内で過ごす期間が続きましたが、今年の梅雨は期間が短く、早い梅雨明けとなりました。梅雨明け後からは熱中症アラートがでている沖縄です。

縁側から外を眺める子どもの背中

晴れた日には園庭へ出て水たまりの中にカゴを入れて、そのカゴに入り「ふね~」と船にみたて漕ぐ子どもや、「ゆらすねー、大きい波だよ」とカゴを揺らして遊ぶ子どもたちの姿がありました。水たまりの中での遊びを終えると、鍋やフライパンで水をかきだしていましたが、翌日来ると再度水たまりができており、前日と同じ遊びをする子どもたちもいました。

水たまりの中でカゴに入って遊ぶ子ども

以前までは室内遊びが多かった子や、芝生や泥の感覚が苦手で靴を履いて遊ぶ子、水に濡れるのが嫌いで少しでも濡れると泣いてしまう子もいましたが、感覚を少しずつ経験することで安心感がうまれ、今では裸足で園庭を駆け回る子どもたちは水遊びに興味をもち、ずぶ濡れになり、全身泥だらけになっています。子どもたちが楽しんでいる姿、素敵な笑顔をみるとついつい私たちも子どもたちと一緒に泥だらけになって遊んでしまいます。

泥だらけになって遊ぶ子どもたち
水遊びをして楽しそうな子ども

日々、いろんな刺激を受けて少しずつ経験を得て遊びの幅が広がる子どもたちや、言葉で伝えることが苦手な子どもたちも、時には大人にサポートをしてもらい友だちに言葉で伝えられるようになり、友だちとの関わりが増えた子どもたちをみていると成長を感じ、うれしく思います。子どもたちの成長を見守りながら、私たちも子どもたちから学び、互いに成長していきたいと思います。

文:発達支援つむぎ 前原ルームスタッフ

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