発達支援つむぎ 新羽「大根と共に育つ子どもたちの気づきと喜び」
2026.04.03
#発達支援
発達支援つむぎ 新羽ルームでは、園庭や戸外の畑での活動を通して「育てて食べる」経験を大切にしています。日々の水やりや観察といった小さな関わりを重ねる中で、子どもたちは作物の変化に気づき、「大きくなった」と嬉しそうに教えてくれるようになりました。生長を楽しみに看板を作る姿も見られ、畑は子どもたちにとって身近で大切な場所になっています。
収穫の時期が近づくと、畑の土の中から大根の白い姿が見え始めました。

水やりをしていたAさんが、土の中からのぞく大根の首を見つけました。「どこどこ」と探すBさんに指を差して教え、発見の喜びを友だちと分かち合っていました。毎日続けてきた水やりや観察が、こうした小さな気づきにつながっているようでした。

収穫した大根は、みんなで調理をしてみることにしました。Cさんはピーラーの使い方を聞きながら集中して皮むきに挑戦していました。隣ではDさんが大根を並べて見比べ、「ほそい」「大きいね」と違いに気づいていました。自分たちで育てた大根だからこそ、形や大きさにも自然と目が向くようです。

大根はいちょう切りにしてざるに並べ、切り干し大根にしました。数日後「乾いたね」「色が変わったよ」と子どもたちからの発見がありました。変化を確かめながら食べ物ができていく過程にも興味を持っている様子でした。お湯で戻した大根は塩昆布と一緒に袋に入れ、友だちと順番に数を数えながら揉み込みます。少しずつ手を加えながら、料理が仕上がっていきました。

完成した切り干し大根の塩昆布漬けを、Dさんが「ぼくが作ったの」と誇らしげに振る舞いました。歯ごたえやほのかな渋味、そして甘みのある気持ちのこもった味わいに「おいしいね」と笑顔が広がりました。
「種をまき、水やりをして育て、収穫し調理をして食べるまで」時間をかけて関わってきた大根は、子どもたちにとって思い出の詰まった特別な一皿になりました。畑での活動は、小さな発見の連続です。自然との関わりの中で生まれる気づきや友だちと一緒に取り組む楽しさが、子どもたちの経験を少しずつ広げていきました。これからも畑での活動を通して「育てる・作る・食べる」喜びを子どもたちと一緒に味わっていきたいと思います。
文:発達支援つむぎ 新羽ルームスタッフ
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