発達支援つむぎ 見附「子どもたちの大きな家~縁側と日課の雑巾がけ~」

2025.01.27

#発達支援

こんにちは。発達支援つむぎ 見附ルームです。発達支援つむぎ 見附ルームは、見附どろんこ保育園との併設になっており、保育園児とつむぎの子どもたちは日々一緒に遊んだり、日課を行ったりして過ごしています。日課には座禅や雑巾がけ、畑仕事、ヤギ小屋の掃除、リズム体操などたくさんありますが、今回は「雑巾がけ」について紹介します。

雑巾がけは、雑巾を絞るための握力や体を支えるための腕の力、床を蹴る足の力、倒れないように進むためのバランス感覚など体の様々な筋肉や感覚が必要となる活動です。怪我をしない強い体を育てるために、日課として縁側の雑巾がけを行っています。

縁側を雑巾がけする子どもたち
バケツの上で雑巾を絞る子どもたち

見附の園舎は平屋作りで、全天候型約50mの長い縁側が特徴です。この縁側では、給食やおやつを食べるだけでなく、紙飛行機を飛ばしたり、大きな紙に絵を描いたり、平均台やマットを出して運動したりと様々な生活の場として使用します。

自分たちの暮らす縁側を子どもたち自身で雑巾がけを行い、きれいに保つことが日課の一つになっています。

縁側で運動遊びをする子ども

雑巾がけを始めた頃は、体を上手に使うことができずに膝をついたまま行ったり、途中体力が続かずにやめてしまったりすることがほとんどでした。しかし、毎日繰り返し行うことで徐々に体の使い方が身に付いていきました。

前に進める距離が長くなると子どもたちも雑巾がけが楽しくなり、「一緒にやろうよ」と子ども同士で誘い合ったり、「こうやるんだよ」と教え合ったりする様子が見られるようになりました。また、「きれいになったね」「雑巾がけって楽しいね」と雑巾がけに対しての子どもたちの気持ちが前向きなものに変化していきました。

縁側を雑巾がけする子どもたち

子どもたちは、日々の「雑巾がけ」を通して、強い体作りや自分の力で行うことの喜び、友だち同士で教えあうことの大切さや、自分たちで縁側をきれいにすることの気持ちよさなど様々なことを学んでいます。これからも日課を通して子どもたちの成長を見守っていきたいです。

文:発達支援つむぎ 見附ルームスタッフ

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