発達支援つむぎ 荻窪ルーム「自然を感じていこう! 」

2022.02.21

#発達支援

発達支援つむぎ 荻窪ルームは、JR荻窪駅から徒歩1分の場所にあります。駅のホームが窓からよく見えます。電車が大好きなお子さまは、踏み台 に乗って窓から電車が行ったり来たりするのを楽しんでいます。「次の電車が行ったら○○しようか」とちょっとした気持ちの切り替えになっています。

中央線、総武線、東西線、あずさ等の電車を見ることができます。

電車が良く見えるビルの6階にある荻窪ルームですが、子どもたちが自然と触れ合う機会を大切にしています。ルーム内では、かぶとむしの幼虫を飼っています。冬の間は土の中で少しずつ大きくなっていく様子が見られます。興味のあるお子さまは、かごを持ち上げて底にいる幼虫を確認しています。かぶとむしの成虫だけでなく土のなかの様子を実際に見ることは、図鑑で見るより、実体験として詳しく 生き物のライフサイクルを知ることができるのではないでしょうか。

かぶとむしの幼虫を観察する子どもたち

かぶとむしの横では、かたつむりを育てています。かたつむりは1㎜くらいの大きさでつむぎにやって来ました。成長し卵を産み、それが孵って大きくなり、もう何回卵を産んだのか分かりません。子どもたちもかたつむりの卵を見る機会はなかなかないので、「初めてかたつむりの卵を見た」という経験ができました。

かたつむりの卵

実体験として大切にしていることのひとつに畑があります。杉並区の区民農園を借りて、野菜を育てています。1月は大根の収穫をしました。定規で測ってシールを貼り、小さな種が大きくなる様子を楽しみました。なんとなく大きくなっているではなくて、しるしをつけることで、種の育ちを分かりやすく知る ことができたと思います。

畑で育つ大根

それ以外に、何か特別なことでなくても、公園に行って思い切り体を動かし、吹いている風や空の様子、温かい太陽の光、咲いている花に気付くことで自然を感じることはできます。発達支援つむぎ 荻窪ルームではたくさん外へ出かけて都会でも感じる ことができる自然体験を大切にしていきたいと考えています。

花を観察する子ども

文:発達支援つむぎ 荻窪ルーム職員

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