発達支援つむぎ 荻窪「忍者の修行でレベルアップ」

杉並区にある児童発達支援事業所、発達支援つむぎ 荻窪ルームでは、月に1回体験学習を行っています。体験学習では、牧場で乳しぼりをしたり、夏の阿波踊りやハロウィン・クリスマスなどの季節行事を楽しんだりと、日常生活ではなかなか経験できない体験型の支援を提供しています。

今月の体験学習は、「忍者の修行でレベルアップ」。

まずは、忍者に欠かせない「剣」をつくります。刀身に色を塗り、鍔（つば）にシールを貼ります。かっこいい剣、かわいい剣、ひとりひとりそれぞれ違ったお気に入りの剣ができあがりました。

指先をしっかりとつかって、器用さレベルアップ。

次は、自分でつくった剣を使って敵を倒す、剣の修行です。

まずは基本の技を学びます。ポーズを決めて、剣を思い切り振り下ろし、紙をばさっと切り落とします。

みんなかっこいい。

剣の使い方を学んだら、敵を倒してお姫様を助けに行きます。ぶらさがっている敵たちをばさっばさっと倒します。

身体をしっかりと使って、運動の力もレベルアップ。

最後は、巨大迷路に挑戦です。

先が見えない迷路。勇気を出して一歩一歩進みます。あっちかな、こっちかな。途中にある仕掛けを避けて、でこぼこ道を進み、最後の敵を手裏剣（しゅりけん）で倒します。

「やったー、倒せたよ！」

全ての修行を終えると、「つむぎにんじゃ　にんていしょう」とメダルをもらえます。

「できた」の気持ちをたくさん集めて、「勇気の力」レベルアップ。

発達支援つむぎ 荻窪ルームでは、子どもたちの「たのしい」「やってみたい」をきっかけにした様々な遊びの広がりを通して、運動機能や言語能力の向上、「できた」という成功体験の獲得、さまざまな成長につながるよう働きかけています。

文：発達支援つむぎ 荻窪ルーム職員

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