発達支援つむぎ 桶川「お部屋の中でなにしてあそぶ?」

2025.10.06

#発達支援

8月は熱中症警戒アラートが出て、散歩に出ることができない日や園庭遊びができない日が多くありました。今回は、外で思いっきり身体が動かせない日は、部屋の中でどのような遊びが展開されていたのかについて紹介します。

ある日の午前中では、蜘蛛の巣くぐり、風船バレー、机上遊び(粘土、お絵描き、パズル)、おままごとブース、段ボール遊び、0,1歳児も楽しめるマットを使った運動ブースを展開しました。

まず朝の会にてどの部屋にどんな遊びがあるかを伝えました。朝の会が終わると、身体を活発に動かしたい子たちは、一目散に蜘蛛の巣くぐりに向かい、はりめぐらされたすずらんテープを一生懸命によける姿がありました。また、1歳児、2歳児の子どもたちはおままごとコーナーで先生からのおつかいに挑戦してみたり、色紙でジュースをつくって友だちと乾杯したりとおままごとをして遊ぶ姿がありました。

すずらんテープをまたぐ子ども

身体を動かす遊びに疲れたらお絵描きや粘土の机上遊びに移動し制作を行っていました。このように1日の中で、様々なブースを展開し、身体や手先を動かすことを楽しんだり、友だちや先生と言葉のやりとりを楽しんだりできるようにしています。

おままごとコーナーで遊ぶ子どもたち

どこで遊びたいかは子どもたちが選択しているため「あっち行きたい」と先生に伝えたり、指さしで表現したりする姿が多くみられます。「やってみたい」という気持ちが相手に表現したい、伝えたいという意欲につながります。

遊びを広げる際には、子ども一人ひとりの発達段階、好み、興味関心をとらえ、どの子も遊びこめるように環境を設定すること、静かな活動ができるブースと活発な動きのある活動ができるブースを分けることを意識して部屋の環境を調整しています。子どもたちが自ら行いたい遊びを選択し、それぞれ興味のある活動の中で手先の力、身体の使い方、表現する力をのばしていきたいと考えています。

文:発達支援つむぎ 桶川ルームスタッフ

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