発達支援つむぎ 北千住「小さい秋見つけた」

2023.11.15

#発達支援

発達支援つむぎ 北千住ルームは、併設する北千住どろんこ保育園の子どもたちと共に過ごす、マンスリー支援を行っています。

酷暑を乗り切り、気温が落ち着いてきた10月。この時期は落ち葉やすすき、ドングリなど自然物からいろいろな秋を感じることができます。どろんこ保育園の園庭には栗の木があります。今年は例年に比べ、たくさんの毬栗が落ちてきました。そんな秋の贈り物を見つけた子どもたちの一コマです。

毬栗を触ろうとする子ども

園庭に、とげとげしたものを落ちているのに気づき、拾おうとしました。最初は「なんだろう」と不思議そうな表情で触ると、ちくっとした刺激にびっくり。一度離してしまいますが、再度そっと触ろうとします。

今度はそっと両手で持つと、中に入っている茶色の三角形の栗を見つけることができました。

栗を見つめる子ども

イガの中から、そっと取り出すことに成功すると、とった栗を嬉しそうに見つめていました。小さな栗を見つめていると、ふと思い立った様子で、笑顔である場所に向かいました。

水槽に栗を入れる子ども

なんと園庭に置いてある亀の水槽まで近づき、亀に食べさせようとしました。その後も、他の栗を見つけては亀の水槽に行き、餌をあげることを楽しんでいました。

自然物を直接触れることで、素材の質感や取り扱い方を経験することや、自分が見つけたものをあげようとする気持ち、生き物の世話をする意識など、マンスリーでの支援で培ってきたものがつながった瞬間でした。

文:発達支援つむぎ 北千住ルームスタッフ

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