発達支援つむぎ つつじヶ丘「他者とのかかわり」

発達支援つむぎ つつじヶ丘ルームは、認可保育園と併設している児童発達支援事業所になります。今回は、併設園ならではの子どもたちのかかわりについてご紹介させていただきます。

私たちは普段の生活の中で子どもたち同士のかかわりを大切にしています。大人がすべて先回りして導くことは簡単ですが、「にんげん力」を育てるために、自分で考え、選択し、行動できるにはどうしたらよいかを、子どもの様子を見ながらスタッフ間で試行錯誤し、共有しながら日々かかわっています。

2歳児のあずき組では、絵本がブームで、日課である朝の会で子どもたちと絵本を数冊選んで読んでいます。夏ごろまでは1人で絵本を読むことが多かったですが、最近ではスタッフの真似をして子どもたち同士で読み聞かせを行っている姿も見られるようになりました。

絵本を読む子どもたち

「へんなかお」という絵本では、いろいろな動物が様々な表情をしていきます。絵本を見ながら表情を真似てみたり、友だちやスタッフとふれあい遊びのように見合ったりすることもできるようになりました。言葉の表出が難しい時期ではありますが、絵本を通して感情や表情など、さまざまな表現方法ができるようになっていくことができるように遊びを通して学ぶ機会を作っていきたいと考えています。

絵本の読み聞かせの様子
絵本の鏡に向かって表情を作る子どもたち
スタッフの顔を触る子ども

これからさらにいろいろなコミュニケーションが取れるようになるのが楽しみです。

保育園と合同で毎月第1火曜日に近隣公園で「青空保育」を実施しています。一緒に公園で遊んだりもできるので、ぜひ園に遊びに来てください。

文:発達支援つむぎ つつじヶ丘ルームスタッフ

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