発達支援つむぎ横浜西口「畑仕事、始まりました」

発達支援つむぎ 横浜西口ルームの念願であった、畑仕事を3月から開始しました。場所は横浜市旭区にある梅の木谷戸農園です。広々とした空と畑の中で、子どもたちはやる気満々で参加しました。

管理者の細谷さんに肥料の作り方、道具の使い方を教えていただきました。「堆肥って何??」と聞くAちゃん。「牛のうんちだよ」と答えると、「えええ!うんち!!」と顔が引きつっています。でも、細谷さんに混ぜ方を教えていただき、やる気になりました。シャベルを使って牛糞をバケツに入れていきます。「肥料ってこんな風に作るんですね。」と保護者の方も興味津々です。

肥料づくり

そのあとは、畑を耕します。使ったのは三角鍬(くわ)です。軽いので、子どもたちでもなんとか持ち上げられます。はじめは鍬をうまく持てず、持ち方や位置など、職員が手助けしました。ぎこちなく耕していたBちゃんですが、だんだん慣れてきて、最後は一人で耕せるようになりました!鍬を使うのが難しい子どもたちは、シャベルで耕します。

今回植えたのは、ジャガイモ。種芋はとっても小さいですが、手に取ったCちゃんはすぐに気づいて「ジャガイモ!」と大きな声で言いました。Dちゃんは、土いじりが気に入った様子。体にぺたぺた土をつけたり、握りしめたりして楽しんでいました。

種をまく子ども
 

Eちゃんに「大根を植えるよ」と話しかけると、どこにあるの?と一生懸命に土を掘っています。「これから植えるんだ。まだできてないんだよ」と話してもキョトンとしています。まずは大根の種を見せて「この種が大根になるんだよ」と説明しました。次に、一緒に種をまいて、土の上をポンポンたたきました。ようやく種から育つという意味を理解した様子で、最後には「大根が大きくなりますように」とお祈りしていました。

種の上に土をかぶす

最後に水やりです。大きなじょうろに水を入れて運びます。「満タン入れて!」というFちゃん。でも、運ぶのはものすごく大変と気付いた様子です。次に水をくむときは、「ここまでにして」と自分なりに水の量を調整していました。

じょうろに水を入れる子どもたち

こうして畑仕事第1回目は、無事終了しました。初めての体験をたくさん積むことができました。これから芽が出て大きくなっていく経過を見たり、育った野菜が虫に食われたり、様々な経験ができると思います。今後も楽しみながら、畑仕事に取り組んでいきます。

次の畑活動日は、4月28日(水)15:00~16:30ごろを予定しています(雨天中止)。卒園児の皆さん、ぜひ遊びに来てくださいね。

文:発達支援つむぎ 横浜西口ルーム職員

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