一宮どろんこ保育園「命をいただく~マグロの解体~」

2025.08.06

#保育園

一宮どろんこ保育園では先日、命をいただく体験としてマグロの解体を行いました。

遊戯室に集まると楽しい音楽が流れ、子どもたちもこれから何が始まるのかワクワクする姿がありました。

スクリーンには魚を釣る映像が流れ、魚が元気に泳いでいる姿に気づいたり、一生懸命釣ろうとする姿を見たりして、応援する姿もありました。

そして、魚が釣れた瞬間拍手が巻き起こりました。「すごい!つれたね!」と自分のことのように喜んでいました。映像の中ではその場ですぐ血抜きや魚が捌かれていく姿もあり「これって心臓?どくどくしているね」と気づいたことを言葉にして伝えていました。

興味津々な子どもたちの姿から「みんなも釣りたいよね?釣ってみようか?」保育者の声掛けに元気に返事をし、みんなで釣る真似をしてみると、大きな魚(まぐろ)が目の前に現れ、子どもたちは大興奮です。あまりの大きさに驚く姿がありました。これから今目の前にいる魚をさばいていくことを伝えるとみんな真剣な眼差しで見ていました。

マグロを間近で見る子どもたち

スタッフが包丁で頭の部分を切り落とし「わー!」と歓声が聞こえました。その後も体の部分を切り分けていく姿に自然と「がんばれ」と声があがりました。

切り分けられた部分を近くでみて実際にふれてみると皮が固いことや、口の中に小さな歯がたくさん生えていること、舌があることなどに気づく姿がありました。また体を切り分けていくと「お寿司屋さんのにおいがする」とにおいの変化に気づいていました。

魚をおいしく食べる子どもたち

給食の時間になり、さばいた魚を実際に食べることができると命に感謝する意味を込めて「いただきます」と元気に挨拶をして食べていました。「おいしい!」と言いながら嬉しそうな姿がたくさんありました。

マグロを捌く様子

命をいただく経験を通して命の大切さはもちろん、食への感謝の気持ちや興味へと繋げていきます。

文:一宮どろんこ保育園スタッフ

一宮どろんこ保育園施設情報を見る

関連する記事

最新のどろんこアクション記事

どろんこ会からのお知らせを見る

お知らせ一覧へ
PAGE TOPtop