発達支援つむぎ 北朝霞「トマトケチャップ作り」

こんにちは、発達支援つむぎ 北朝霞ルームです。気温も少しずつ下がり、心地よい秋風が吹いてきましたね。

先月、食育活動として「トマトケチャップ作り」を行いました。

まずは1人ずつ順番に包丁でトマトを切ります。慣れない包丁にやや緊張しながらも、「次は僕！私！」とみんな積極的でした。年長児の中には、トマトが潰れないように力加減を調整する様子も見られました。また出てきた汁を見て「トマトジュースだ！」、「酸っぱい匂いする」などと感じたことを言葉で伝え合う姿がありました。

トマトと玉ねぎをミキサーにかけたあと、塩、砂糖、酢を入れ、煮詰めます。

1人5回ずつ数え、順番にかき混ぜていきました。IHヒーターや鍋の縁に触れないように立ち位置やゴムベラの持ち方に気をつけたり、「もっとやりたい！」と言いながらも、次の友達に順番を譲ったりする様子がありました。

水分が飛び、汁気がなくなったら完成です。給食のチキンカツに乗せて食べました。

「トマト嫌いだけどこれなら食べられる！」「普通のケチャップの方が好きだな」など感想は様々でしたが、身近な調味料ができる過程を知る貴重な経験となりました。

それだけではなく、味覚・触覚・嗅覚などの感覚を刺激する、力をコントロールする、刃物や火などの危険なものの扱い方を知る、友だちと順番を譲り合ったり、協力したりすることなどにも繋がりました。

本来は畑で収穫したトマトを使用する予定でしたが、暑さのためか収穫する段階まで育成することができず、今回は購入した野菜を使用しました。「育たなかったね」で終わりにせず、子どもたちとどうしたら次は成功するかを一緒に考え、来年に活かしていきます。

文：発達支援つむぎ 北朝霞ルームスタッフ

発達支援つむぎ 北朝霞ルーム施設情報を見る