朝霞どろんこ保育園「命をいただく活動 魚の解体」

2025.01.30

#保育園

12月半ば、命をいただく活動として、魚の解体行事を行いました。

保育者から「明日はお魚屋さんが来て鯖を捌いてくれるよ!給食で食べようね」と伝えていたので子どもたちは、解体の日をとても楽しみにしていました。命をいただく活動当日、魚屋さんがやってきていざ解体が始まりました。

普段はなかなか見ることができない大ぶりの鯖を目の当たりにし、「大きい!」「目がまん丸だ!」と興奮気味の子どもたちです。しかし包丁で頭と骨と内臓を取り出し始めたところ、「かわいそうだよ」「血が出てる…」「痛そう」など口々に感想が飛び出しました。

鯖を眺める子どもたち

保育者がその声を聞き、「そうだね、でもみんなが元気に生きていくためには魚や肉、野菜の命をもらわないといけないんだよ。だからごはんを食べるときは食べ物にありがとうの気持ちを込めて、いただきますとごちそうさまを言おうね」と伝えます。

その後鯖を切り身にしてもらい、給食で食べている魚の形になると、普段の食事と生き物の命が繋がったのか、納得したような表情を浮かべ、「おいしそう」「食べたいな」「お店で見たことある」という感想が聞こえるようになりました。

捌かれて切り身になった鯖を見る子どもたち

給食の時間には鯖を塩麹焼きにして提供しました。子どもたちの「いただきます」の声はいつも以上に心がこもっていました。また普段は魚があまり得意ではない子もこの日はいつもより食が進んでいるようで実りのある行事になりました。

これからも食育活動を通して、食の循環や命をいただく事の大切さを知る機会をつくっていきたいと考えています。

文:朝霞どろんこ保育園スタッフ

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