発達支援つむぎ 北千住「秋の焼き芋大会」

2022.12.14

#発達支援

発達支援つむぎ 北千住ルームは、併設する北千住どろんこ保育園の子どもたちと共に過ごす、マンスリー支援を行っています。

先日、北千住どろんこ保育園とつむぎ北千住ルームで、焼き芋大会を開催しました。今回の焼き芋大会では、子どもたちが畑で大切に育て、収穫したさつま芋を使用しました。保育園の敷地内にある畑で、子どもたちと畝を作り、苗や種を植え、定期的に水やりを行い、一から手作業で畑を作りました。

土を触る子ども

最初は土遊びのような感覚で楽しんでいた子どもたちですが、徐々に芽が出て野菜が実りはじめると、自分達で作ったという達成感を感じると共に、自分たちが行うべき仕事を理解し、積極的に畑仕事に取り組むようになりました。

そして10月になり、さつま芋が実りの時期を迎え、子どもたちと収穫を行いました。

友達と協力し、力を合わせてつるを引っ張っていました。さつま芋が取れた瞬間、お互いの顔を見合わせ満面の笑みを浮かべていました。 取れたさつま芋を見せ合い「大きなさつま芋が取れたね」と嬉しそうな表情で感動の気持ちを伝え合います。

つるを引っ張る子どもたち

そしていよいよ焼き芋大会当日。約1時間かけて荒川区にある汐入公園へ向かいました。普段から散歩で行っている公園ですが、いつにも増して足取りが軽い様子でした。さつま芋をきれいに洗い、濡れた新聞紙で包み、コンロの組み立ても試行錯誤しながら子どもたちが行います。

コンロを組み立てる子どもたち

そしてさつま芋を焼き、出来上がったあつあつの焼き芋にとても良い表情でかぶりつき、近くにいる友達と焼き芋の美味しさを伝えあう子どもたち。友達との関わりが苦手な子も、今回の活動の中で、友達に気持ちを積極的に伝えていました。

焼き芋をほおばる子ども

今回、畑でのさつま芋作りから焼き芋大会を通して、自分たちで育てたものを、自分たちで調理し、食べるという食の流れを体験することができました。日々の日課の積み重ねが大きな収穫体験につながったと思います。また一緒に焼き芋を食べて気持ちを共感する様子から「豊かな感情と表現」や「言葉による伝え合い」の姿に繋がった体験になりました。

文責:発達支援つむぎ 北千住ルーム 

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