発達支援つむぎ 荻窪「小平ふれあい下水道館で学んだ『水のゆくえ』と『小さないのち』」

杉並区のJR荻窪駅前にある発達支援つむぎ 荻窪ルームでは、様々な体験学習を行っています。今回は「小平ふれあい下水道館（小平市上水本町1-25-31）」への見学体験を開催しました。普段自分たちが使っている「水」がどのように流れ、きれいになり、自然に戻るのかを親子で学びました

館内では、スタッフの方から下水の流れや浄化の仕組みをわかりやすく教えていただきました。水をきれいにしている「微生物」の存在を知ると興味津々。実際に下水を顕微鏡で観察すると、微生物が動く姿を確認できました。「何か動いた」「これがクマムシかな」と驚きと感心の声が上がりました。目には見えない小さな世界に触れ、命の不思議や水の循環を実感できました。

また、実際の下水道管の中に入って水の流れている様子を間近で見学しました。下水道管の中に入ると、温度や湿度が変わり水の流れる音がしてきます。大きなトンネルの中で、下水の色や匂いに触れ、実際に溶けていないティッシュペーパーが流れていることも見つけることができました。普段見ることのできない世界を体験でき、とても貴重な時間になりました。

水がたくさんの人の手で守られていること、「水を大切に使うこと」を実感でき、子どもたちの中でも、「水といのちのつながり」への理解が深まったようでした。これからも、実体験を通して身近な自然や社会に興味を持ち、「生きる力」を育めるような活動を提案していきたいと思います。

文：発達支援つむぎ 荻窪ルームスタッフ

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