発達支援つむぎ 阿佐ヶ谷「つむぎサイエンスショー」

発達支援つむぎ 阿佐ヶ谷ルームの体験学習で、つむぎサイエンスショーを行いました。

子どもたちが普段よく目にする身近なものを使い、日常生活に潜んでいる科学現象の面白さを体験できるような企画にしました。

最初は、「静電気の実験」です。

机を塗れた布巾で拭いて、ティッシュで擦った下敷きを近づけると…なんと、スポンジの魚が下敷きにくっつきました。

「なんでくっつくの!」と不思議に思いながらも、くっつくのが楽しくて何度も繰り返していました。「3匹もくっついた!」と嬉しそうな笑顔も見られました。

「滑り台を滑った後やお洋服を脱ぐときにバチバチしたことある?それを『静電気』と言って、その電気の力でくっついたんだよ」とイラストを交えながら子どもたちにとって身近な現象であることを説明すると、「あるある!あれ電気なんだ!」と納得している様子でした。

静電気で遊ぶ子どもたち

次は、「光の屈折を使った実験」です。

透明な消臭ビーズが入ったコップに水を注ぐと、先程までは見えていなかった金魚の玩具が見えてきました。「不思議!」「浮いているみたい」と大盛り上がりでした。

じーっと観察して、「よく見ると丸いビーズが見えてくる」と新しい発見をしていた子もいました。

光の屈折を使った実験を楽しむ子ども

最後に、水と油の分離反応を使った、「マグマ実験」を行いました。

水と油が入ったペットボトルに発砲入浴剤を入れると、マグマのように泡がぶくぶく湧き出してきます。どんどん吹き上がる様子を、顔を近づけて観察していました。

マグマ実験を観察する子ども

この他にも、ビニール紐を細かく裂いて下敷きの静電気で浮かせる「電気クラゲ実験」や、片栗粉と水を混ぜることで様々な感触を楽しめる「ダイラタンシーの実験」を行いました。電気クラゲ実験は湿度の影響で上手くいきませんでしたが、「もっと割いたらうまくいくかな」「下敷きを脇に挟んで静電気起こしてみよう」と自分で考えて行動する姿が見られました。

保護者の方からも「楽しかったみたいで、集中して取り組んでいました。家でもやってみます」という言葉をいただきました。

つむぎ阿佐ヶ谷ルームでは、これからも子どもが楽しいと感じる活動を取り入れて、興味や関心の幅を広げていくことを大切にしていきます。

ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

文:発達支援つむぎ 阿佐ヶ谷ルームスタッフ

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