発達支援つむぎ 目白「鯛をさばきました」

2025.12.03

#発達支援

発達支援つむぎ 目白ルームの10月は、鯛をさばき食べるまでの体験活動を行いました。その様子をお伝えしたいと思います。

子どもたちは目の前に出された「鯛」を見て「大きい」「目がある」「持ってみたい」などいろいろな声が上がりました。その後、持ち上げて重さを感じ、皮や鱗を触り、背びれや腹びれを伸ばし泳いでいる様子を再現するなど積極的に関わる姿が見られました。

鯛を丸ごと一匹手に載せる子ども

まず最初に、包丁で頭を落とし、内臓を出し、部位を説明すると子どもたちは顔を近づけ、目や頭の中を見たり触ったり、えらを動かすなど興味津々な様子でした。

鯛のヒレに触れてみる子ども

次に、3枚におろした身を自分たちでホットプレートで焼きます。身の色が変わり、いい匂いがしてくると「まだ?」「もういい?」とそわそわしながら食べる準備をします。頭の部分をお鍋に入れ、あら汁も作りました。

鯛の身をホットプレートに並べる子どもたち
鯛の開きを持ち上げる子ども

焼いた鯛は白身でふわふわしている食感が子どもは食べやすかったようで、多くの子どもがお代わりをしていました。また、あら汁も味付けはしていない中、鯛の出汁を楽しんでいました。

普段目にしない大きな魚ということで注目し、実際自身で見たり触ったりすることで興味が食べることにつながり、普段魚を食べない子も食べてみようと食べる姿がありました。生きていた魚の命を余すことなくいただくことの大切さが子どもたちに伝わるといいなと思います。今後も一つ一つの経験を積み重ね、にんげん力を育てていけたらいいなと思います。

文:発達支援つむぎ 目白ルームスタッフ

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