三筑どろんこ保育園「感謝の気持ちを伝えよう」

11月23日の「勤労感謝の日」の意味を知り働く人への感謝の気持ちを持てるように、こめ組（年長児）と話をしました。まずは保護者の方の仕事を聞いてみました。「お医者さん」「小学校の先生」「ペンキを運んでいるよ」と仕事の内容を理解している子が多く、手を挙げて発表していました。勤労感謝の日について質問をすると、「???」と分からない様子だったので、丁寧に話をすると理解していました。子どもたちと話をしていく中で、今度商店街ツアーで行く「麦野交番」の警察官の方に感謝の気持ちを伝えに行くことになりました。

子どもたちから「プレゼントも一緒に渡したらいいんじゃない？」というアイデアも出てプレゼントも作ることにしました。色紙を使って飾り切りをしたり、パトカーの絵を描いてみたりと自分たちで考え教えあいながら作る姿が見られました。

　いよいよ麦野交番に行く日がやって来ました。「おまわりさん、喜んでくれるかな？」とドキドキワクワクした表情で園を出発しました。麦野交番に着くと「いつもありがとうございます」とみんなで感謝の気持ちを伝え、プレゼントを渡すことができました。「ありがとう」とお礼を言ってもらえると子どもたちも喜んでいました。その後は警察官の方に質問をしました。「どんな仕事をしていますか？」「鉄砲は持っていますか？」など沢山の質問をしましたがひとつひとつ丁寧に応えてくれました。「おまわりさんは悪い人を捕まえるだけが仕事ではありません。困った人を助けたり、落し物の持ち主を探したりもしています。」と教えてもらい、納得していました。また、園に戻ってからは「おまわりさんのお仕事は困っている人を助けたりするんだよ」とスタッフや年下児に教えてくれていました。

今回、保護者の方のお仕事や勤労感謝の日の意味を知ったことで働く人への感謝の気持ちが芽生えた子どもたちです。これからも商店街ツアーや地域の方との交流を通して、仕事について知ったり感謝の気持ちを持ったりできる機会を作っていきたいと思います。

文：三筑どろんこ保育園スタッフ

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