緊張も戸惑いも先輩たちに支えられて克服!次は頼られる保育士へ

2019.01.24

#採用

採用インタビュー

JRの駅ビル内にある「メリー★ポピンズ アトレ大森ルーム」。こちらで保育士として活躍する橋本さんは、どろんこ会グループに入職して2年目の若手職員です。悩みや戸惑いを抱えながらも、前向きに保育に取り組んできたこの2年間を振り返りつつ、今後の目標も語っていただきました。

子どもたちが安心して生き生きと過ごせる場所を作っていく

保育士の橋本さん
保育士の橋本さん

―― 入職2年目の橋本さん。最初の配属先はメリー★ポピンズ北千住ルームでしたね。

はい。北千住ルームでしばらく勤務したのち、ここアトレ大森ルームに異動しました。最初の数ヶ月は戸惑いも多かったのですが、今では異動してからもう約10ヶ月が経ち、こちらでの保育にもだいぶ慣れてきました。夏頃から、アトレ大森ルームでのペースをつかめてきたと思います。

園児と砂遊びをする橋本さん
2歳児と公園で砂遊び

―― 最初はどのような点に戸惑ったのでしょうか?

園の規模の違いが大きかったですね。北千住ルームは2歳児クラスまでの小さな園で、子どもたちは全員で15人です。でもアトレ大森ルームは5歳児クラスまであり子どもたちの数も75人と多いです。人数が一気に5倍に増えた分、子ども一人一人の個性を把握するのにやはり時間がかかりました。

それから担任の違いにも苦労しました。北千住ルームでは、私は乳児の担任でした。まだ言葉では伝えられない年齢なので、眠いのか、疲れているのか、保育士が言葉をかけながら読み取ることがほとんどでした。でも、アトレ大森ルームでは、2歳児の担任になり、子ども達との言葉のやり取りや子ども同士のケンカに関わることが増え、乳児とは違う保育になりました。自主性を大切にしたいので、子どものやりたいことや気持ちを最優先にしていますが、教えるところは教えなければいけないのかなと悩むことが多くなりました。

異年齢保育を取り入れているので、翌年3歳児クラスに進級すると、4~5歳児とともに大きな集団で過ごすことが多くなります。その変化に慣れていくために、2歳児クラスの子どもたちも10月から少しずつ、3歳児クラス以上のお兄さん、お姉さんと一緒に過ごす時間を設けているのですが、私自身3~5歳児と保育で関わるのは初めての経験で、接し方や他の職員との役割分担をどうするのかなども戸惑いがありました。

鉄棒する園児と橋本さん
「鉄棒やるから見て!」年長児から声をかけられる橋本さん
木登りをする園児を見守る橋本さん
4・5歳児の木登りの見守りも最初は戸惑いながら

―― そんな悩みをどうやって克服していったのですか?

先輩職員の言葉が大きな励みになりました。子どもたちのケンカにどう関わっていけばよいのか悩んでいた時期のある日、「最初は誰だって分からないのが当たり前だよ」と言ってもらったことで、ふっと気持ちが楽になったんです。それからは、焦らずにじっくりと子どもの様子を見守ろうと思えるようになりました。何かしてあげなきゃ、何か伝えなきゃという思いが強すぎると、目の前のことが見えなくなるので、落ち着いて少し引いて見ることも大事なのだと気づきました。ケンカをしていても、すぐに間に入らず、しばらく子どもたちのやりとりを見てみるようにしています。案外、子どもたち同士で話し合って、解決することも多いんですよね。

公園で園児数をカウントする保育士
先輩保育士と連携を取りながら異年齢保育を学んでいく

また、こちらに来たばかりの頃、ピアノを弾こうとしたら、緊張で指がふるえてしまったことがありました。その時も、やはり先輩職員が、「誰でも最初はそんなものだよ」と言ってくれたんです。大丈夫、大丈夫、と大きな心で見守ってくれる先輩に囲まれているおかげで、いつも安心して保育に打ち込めます。

―― 青森県から東京に就職。一人で出て来るのは心細かったのではないですか?

そうですね。こちらには友だちは一人もいませんでしたし、街の地理も分からなかったので心細く思いました。そんな中で、社宅のマンションを手配してくれるなど、入職前に本部スタッフがいろいろサポートしてくれました。慣れない土地で家探しの苦労をしないで済んだことはとても助かりました。

また、北千住ルームに配属中は、研修で近くにあるどろんこ会の他園に行く機会があり、保育士同士のつながりを作ることができました。研修などで横のつながりが増えていくのは嬉しいですね。だんだん知り合いも増え、地理にも慣れてきましたし、寂しいと思うこともなくなりました。

―― アトレ大森ルームは駅ビルの中の園舎で、園庭がありません。限られた空間の中で子どもたちがいろいろな経験ができるように、どのような工夫をしていますか?

園庭はありませんが、近くの公園には毎日遊びに出かけます。公園へは遊ぶためだけではなく、たとえば季節の制作物の材料探しに行くこともあります。クリスマスの季節は、木の枝を拾ってきてクリスマス飾りを作ったりします。材料探しの時は、子どもたちはより注意深く自然を見ながら、大人が気付かないようなものにも敏感に反応し、すてきな材料を集めてくるんですよ。子どもってすごいなと日々実感しています。雨の日は園内にビニールシートを敷いて、天然素材の土粘土で思いっきり遊ぶ工夫もしています。

この夏は、私がお祭りの催しものの企画担当になったのですが、保育室の中に北海道、秋田、沖縄などの5つの県の屋台を出して、子どもたちが遊んで楽しめるものを考えました。北海道の屋台ならカーリング、秋田の屋台なら名物のお祭り「竿燈」のちょうちん作りなど。遊びながら日本各地の名物や風土についての話も聞かせてあげられるような屋台にして、子どもたちが好奇心を持てるような工夫をしてみました。子どもたちが大好きなスタンプラリー式で各屋台を回れるようにしたのですが、気に入った屋台には何度も並ぶ子もいたんです。大好評だったのが嬉しかったです。

――今後さらに深めていきたいことはありますか?

一つは、先ほどもお話ししたような、「子どもとじっくり向き合う」姿勢を深めていきたいと思います。子どもたちの思いをよく聞いて安心させてあげながら、でも、なるべく自分たち自身で問題を解決するように見守る。そんな保育士になりたいです。

もう一つの目標は、保護者の方とより強い信頼関係を築くことです。気軽に話し合える関係になれば、家庭で起こった小さなことも、「そう言えば、昨日、こんなことがあったんです」と話してくださいますよね。私達にとって、それが子どもたちの健康状態や心の成長を知る助けになると思うんです。先輩たちを見習いながら、3年目、4年目も子どもたちが生き生きと過ごせるよう努力していきたいです。

先輩保育士に支えられながら成長していく

宮入園長と橋本さん
右は同園の宮入園長

橋本さんへのインタビューのあと、同園の宮入園長にもお話を伺い、橋本さんがこちらに来てからの様子を教えていただきました。

「橋本さんは新卒で東京に出てきて約1年たった頃、メリー★ポピンズ北千住ルームでようやく自分のペースをつかんだところでまた新しい環境に飛び込むこととなり、精神的な負担は大きかっただろうと思います。それでも、若い力を必要としていたアトレ大森ルームの一員として、先輩職員とともにひたむきに仕事に取り組んでくれました」と宮入園長。

特に思い出に残っている出来事として今年の夏祭りのエピソードをあげていました。 「7月頃、そろそろ夏祭りの企画を立てなければと考えていた時に、こちらから声をかける前に自分から動いて企画を進めてくれたことがあったんです。最初は先輩に教えてもらう、ついていくことが多かったのですが、主体的に動けるようになってとても嬉しかったですね。まだ入職2年目とはいえ、もう立派な戦力です」。

「今後は、本人も自覚しているように、保護者の方との関係作りを密にして、頼られる保育士に成長してほしい。そのために、園長として、先輩保育士として、サポートは惜しみません」と橋本さんの今後の活躍に期待を寄せていました。

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